内容説明
「脳の器」を大きくするだけで、学力はどんどん伸びていく。40年間で5万人の子どもを育てた、幼児教育の超プロが初公開する「脳の器」を広げる勉強法。
目次
プロローグ
第1章 子どもの才能は、9歳の「臨界期」までの学習で決まる!
第2章 脳の「発育プログラム」に沿った能力はこれだ!
第3章 お家でできる!「4つの体験」で学力を向上させる超具体的な方法
第4章 「人間性知能」も育てて「心の強さ」も一流にしよう
第5章 脳の働きを「爆上げ」する生活習慣
著者等紹介
大久保博之[オオクボヒロユキ]
学校法人リリー文化学園理事長。元茨城県教育委員会委員長。茨城県商工会議所連合会会長。水戸商工会議所会頭。1953年、茨城県生まれ。大学卒業後、就職内定を得るものの、教育の仕事をしたいとの思いから母が運営する幼稚園の仕事に携わる。2004年、全国初の「幼小一貫校」を設立し同校校長に就任。数々の実績を挙げつづける。現在では、幼稚園・小学校などあわせて14施設を展開。また、茨城県商工会議所連合会会長をはじめ46の公職に就くなど、教育分野にとどまらず、経済、金融、環境、国際交流など幅広い分野においてリーダーシップを発揮し、活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マエダ
46
「言語」「論理数学」「音楽」「絵画」「空間」「身体」と6つの器を9歳までに語感を使った様々な体験によって伸ばすことを提唱している。2024/04/19
愛
8
子どもの脳には「才能」を伸ばす時期というのがあらかじめ決められているそうです。それが9歳までなんだとか。また、「幼児教育こそお金と時間をかける価値がある」とのことです。甥っ子には、とにかく「楽しく」を心がけました。そうしたら、幼児教育や塾に行かずに、小学校6年間のうち半分くらいは「オールよくできました」をいただける子に育ちました2024/11/12
nori miyashita
4
9歳までとは一概には言えないと思うけれど、とても重要な時期だと思う。根を広げていく時期だと思うから、それにたいして結局のところ、大人がどれだけのサポートをできるかだと思う。子どもはどんなフィールドでも成長できる。もしかすると、子どもではなく大人の問題なのかな。水のやりすぎだって、根は腐るしな。2019/07/08
ナツミ
1
幼児期はグングン吸収するからといって必ずしも先取りがいいわけではなくて、その年齢(脳の発達)にあわせてやっておくべきこと、逆に後回しでいいこと、があるんだなー。ひとまず読み書きは10歳以降でもOK、大事なのは五感を使った体験。まずは脳の器を大きくしておくこと。2023/05/03
Tam
1
一人目の子供が9ヶ月の今、今後に備えて様々な育児本を参考に読んでいる。本書を読んで一番スッキリできたのは「早期教育(幼児教育)が良いというが、勉強の詰め込みはダメだという。どういうこと!?」という疑問へのアンサーが知れたこと。その時期による適切な親のアプローチがあり、タイミングを違えると全く逆効果になってしまうという意識が持てた。もちろん全てを鵜呑みにするわけではないが、具体的に何をするべきかも書いてあり参考になった。2022/01/08