銀色の青

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763137210
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

野球部のエースに、たかが100円返せなんか、おれみたいなやつは言ったらあかんような気がするねん。野球部のエースに貸した「100円」をきっかけに恋も、友人関係も、壊れはじめる…。漫才で日本一に輝いた著者、初の青春小説。

著者等紹介

笑い飯哲夫[ワライメシテツオ]
1974年奈良県出身。関西学院大学文学部哲学科卒業。2000年に西田幸治とお笑いコンビ「笑い飯」を結成し、2010年にM‐1グランプリ優勝を果たす。純文学に精通し、愛読書は三島由紀夫作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

208
たかが100円されど100円。100円でここまで話を持たせるかあ。いつまで100円にこだわるんかいとツッコミをいれつつ、モヤモヤするし、読むのもちょっとしんどいと思いながら読んでたら、さらに終盤にうわっ!悲惨と思ったら、ボーッとしてるようで、ちゃんと見てくれてる母親の偉大さにしてやられて涙ぐんだわ。と、思ったら、ラストにその一言かい!オチも決まってるわ!一気にたたみかける筆力は、笑い飯の漫才のネタと一緒ですごいです。個人的には芥川賞をあげたいぐらいです。笑い飯 哲夫恐るべしです。2018/12/03

おかだ

69
いやぁ凄い。100円貸したの返ってこない、それだけでこんなに話続くのか。しかもえぐるえぐる。自分を卑下して相手に失望して、相手に失望した自分をまた卑下してと、止めどない悪循環。私自身も心当たりのあるネガティブ堂々巡り…。読んでて胸が痛い。清佐にそっと暖かい毛布かけてあげたくなる。失敗も沢山したけれど、清佐はいい子だよ…と思っていた所に、ラストのお母さん。あんなん泣くわ…。所々にお母さんへの想いが溢れていて清佐ほんといい子。この文章を書いた哲夫さんもいい子なんやろうなぁ…としみじみ感じた。おもしろかった!2020/02/12

kou

58
主人公の心理描写に、読んでいて疲れてしまい、読み終わるのに時間がかかった。最後の展開は驚いたが、疲れたって感想の方が上回った。2022/01/17

しげき

41
高校の野球部のエースに貸した100円を返して欲しいと言いたくてもなかなか言えない冴えない主人公。大人になれば、そんなしょーもない事気にして··と思うけど高校生くらいの頃は些細な事が気になってたなぁと思いながら読みました。最後はまさかのオチ。でも主人公の母の言葉が身に染みます。2022/04/02

Emi

37
思春期の痛さが炸裂します。クラスの「親友」との距離やクラスでのカースト。気になる女子。野球部エースに貸した100円を返してと言いたくても言えない補欠の自分。たった100円なだけにそれに囚われる自分にも煩悶する。作家に憧れてる人が書く文章みたいな変に小難しい文体だった。ひたすらに内省する主人公の姿はバカバカしくて時に笑えたりするけど、思春期特有のこう言ったらどう思われるかな、とかありとあらゆることで大きく悩む姿には誰しも共感性羞恥や懐かしさを感じるかも。大人になると思うよね、「こいつアホとちがうか」。2025/04/03

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