妻が願った最期の「七日間」

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妻が願った最期の「七日間」

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763137104
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

目次

詩「七日間」
「七日間」ができあがるまで
二人の物語
夫婦について
最後の返信(あとがきに代えて)

著者等紹介

宮本英司[ミヤモトエイジ]
1947年、愛媛県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、大手製パン会社に就職。72年、学生時代から付き合っていた容子さんと結婚。2児の父親となる。2018年1月19日、45年間連れ添ってきた妻が他界。生前に綴った詩「七日間」を新聞の投稿欄に応募したところ、掲載されて大反響となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

103
4年前朝日新聞の投稿欄「声」に載ったとき大泣きした覚えがある。そこに大学時代に出会い恋をし結婚、二児をもうけというふたりの物語そしてガン告知から余命宣告闘病生活が加わる。ふたりの思いが痛いほど伝わってくる。自分が神様から最期の自由(身体、精神)な7日間が貰えたなら…と考えてしまう。身の回りの整理に大半使ってしまうのだろうが、家族の顔を見て笑いあい、そして最後の日には今は空気のような夫と思い出話をするのかな。今、この時を…かけがえのない人たちを大切にしたいと思った。2022/05/16

けんとまん1007

58
自分自身に重なる部分もある。1日1日を大切に過ごしていきたいと、ますます思うようになった。人は、思う人、思いを寄せてくれる人がいるからこそ、生きていけるのだと思う。2020/09/21

うっちー

56
私もテレビで知りました。出会いの頃の出来事を私はあまり鮮明に思い出せません2019/11/27

ann

53
容子さんの終末の希望は私と同じだ。肉親だけの参列。通夜なしの一日だけの葬儀。違うのは愛した人がそばに居ないこと。私の損失に慟哭してくれる存在は居ないこと。2019/01/27

b☆h

37
読み始めから涙が溢れた。家族が癌に侵され、闘病の末に亡くなるのは、誰にでも起こりうることだと思う。私自身も祖父母や伯母が癌に罹っていることもあり、癌家系だと思ってる。亡くなった容子さんは70代で、そこまで早逝ではない。それでも涙が止まらないのは、孫が中高生になる今でもお互いを慈しみ合う夫婦の姿に感動したからだ。これがフィクションじゃないなんて、本当に素晴らしいことだと思う。愛情と信頼が溢れた作品だった。2022/04/24

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