内容説明
長生きした人たちには共通の理由があった!心のあり方、脳の使い方、基本的な生活習慣。脳神経内科医の視点から解き明かす長寿の秘訣。
目次
第1章 長寿画家の生き方にはヒントがいっぱい!
第2章 脳は使い方次第で元気に働く!
第3章 こうすれば長寿画家に近づける!
第4章 もっと感じる力を高めよう
第5章 私たちは「長寿画家」から何を学ぶのか?
第6章 現世や後世に「共感」を与える仕事
著者等紹介
霜田里絵[シモダサトエ]
医師・医学博士。銀座内科・神経内科クリニック院長。順天堂大学卒業後、同大学病院の脳神経内科医局を経て、都内の病院勤務。2005年から、銀座内科・神経内科クリニック院長を務めるとともに、2011年には医療法人社団ブレイン・ヘルスを設立、理事長に就任。パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、頭痛、めまい、しびれなどが専門。日本神経学会専門医、日本内科学会認定医、日本抗加齢医学会専門医、アメリカ抗加齢医学会認定専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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明るい果物
3
最初読み始めた時は「うっもしかしてトンデモ医療系本だったか…!?」と思ってしまったのだけど、読んでいくうちに脳科学的になぜこの人たちが長寿となり得たか解説されていて納得できた。自分で定年を決めないって良いことなんだろうな2021/05/16
akiᵕ̈*
1
改めて見てみるとすごい!有名な画家さんたち、こんなに長生きしてたとは!篠田桃紅さん(105歳)や堀文子さん(99歳)も、このお歳でご存命だし。しかもただ寿命が長いだけじゃなく、晩年までエネルギッシュに作品作りをされてきてるという共通が。脳科学的に、遺伝子の一部の影響があるらしいですが、絵を描くという、脳を広範囲に繰り返し使う作業や、観察力&好奇心、インプット&アウトプットなどが大きなポイントでもあるそうな。なにか一点に集中するということは、ある種、瞑想状態に近いから、自然と海馬の強化にもなってるんですね!2018/06/24
菊田和弘
0
芸術が共感を生み出していた。たくさんの共感を受けて、私も育っていたのだと、昇華される思い。2019/07/04