内容説明
古本屋で偶然見つけた1冊の本。それは世にも恐しい悪魔の封印を解く、禁断の書であった―。ただ、その恐しいほどに強力なパワーはあなたを幸せにするものだった。“善い行い”をし続けて、幸せになれた奴はいるか?本当の悪魔は、“正義の味方”ぶって自分の常識を押し付けてくる奴らのほうさ。悪魔のささやきが超魔速であなたの人生を変える!価値観ぶった斬り実用エンタメ小説。
著者等紹介
さとうみつろう[サトウミツロウ]
札幌の大学を卒業後、10年間エネルギー系の東証一部上場企業に勤める。2011年にブログ「笑えるスピリチュアル」を開始。2014年、サラリーマンを引退し、全国各地でトークショー&ピアノライブを開催。同年出版した初の著書『神さまとのおしゃべり』(ワニブックス)は20万部を突破するベストセラーとなる。音楽活動にも力を入れており、ロックバンド“サノバロック”のフロントマンとしてメジャーレーベルからCD『グラビトン』を発売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
196
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。さとう みつろう、初読です。頁数の割には内容が薄いですが、100%正しい事はないし、大抵の事は勘違いであるというのは、納得感があります。いかにもサンマーク出版の本という感じがしました。2017/12/01
ehirano1
121
悪を知ることで人間の内在的本質を知ることが出来ると疑わない私にとって大変興味深い内容でした。決して虚無的且つ、退廃的ではなく悪側から分析した性善説の考察には考えさせられると当時に、常識というバイアスが良くも悪くも我々を縛っているということに改めて認識させられました。再読することで新たな気付きが得られそうな予感です。2022/12/12
桜井葵
84
前作『神様とのおしゃべり』と比べると理解しにくい表現が多い印象。1章の「理解できるアドバイスを聞いても意味がない。理解できないことにこそ耳を傾けるのだ」➡すでに理解できているなら確認でしかない。確認をするのではなく、まだ自分の知らない未知の部分にこそ大きな学びがある。自分のメンターなどに言われたことは理解ができなかったとしても、まずは素直に実践する。最初は理解ができなかったとしても徐々に試行錯誤していくなかで理解ができるようになる。理解するのはあとでよくまずは即断即決即行動の心構えが大切。2019/03/04
けやき
66
正しさを疑え!そもそもこの世界に正しいことなんてあるのか!ふむふむと読んでおりました。平易な文章なんですがなかなか難しい内容でした。でも大満足です。2017/11/12
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
63
「神様とのおしゃべり」よりこちらの方が面白かったです。きっと人間は誰しも「悪」に憧れるのでは?と思います。白鳥の湖でも王子様は確かにカッコ良くて正義なんですが、どうしても悪魔のロットバルトに惹かれてしまいます。脱線しましたが「お金持ちになりたい」と願うのは間違いで「既にお金持ちである」と自分を錯覚させる事が大事等色々とためになりました。2021/04/07