内容説明
シカゴ大学心理学部教授で、認知科学の第一人者である著者が解き明かした、これまでの概念をくつがえす、体と脳と心の新常識。
目次
体が感情をコントロールする
まず行動、考えるのは後から
体を動かせば、頭がよくなる
体を動かして、アイデアとひらめきを手に入れる
ボディランゲージ―ジェスチャーが思考をサポートする
他人を理解するために体をつかう
体をつかって心を動かす―悲劇のヒロインになるのも簡単
体が「やさしい社会」をつくる
エクササイズは心も脳も健康にする
体をつかって心を落ち着かせる
環境が変わると、考え方も変わる―グリーンマジック
著者等紹介
バイロック,シアン[バイロック,シアン] [Beilock,Sian]
人間の行動に影響する認知科学の第一人者。シカゴ大学心理学部教授。ミシガン州立大学で身体運動学と心理学の博士号を取得している。2011年に科学的心理学会(旧アメリカ心理学協会)よりジャネット・テイラー・スペンス賞を授与される
薩摩美知子[サツマミチコ]
青山学院大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
29
体育は苦手なんだが、嫌々ながら納得せざるを得ない。心と体は繋がるんだから、体を疎かにしてはダメですね。習うより慣れろ、考えるより動けとはよく言ったものです。2017/02/11
7a
5
考えるから行動するのだけれど同時に思考は行動に影響を及ぼす。実は脳は思考と行動を明確に区別していない。ふられたときの心の痛みと転んで膝を擦りむいた痛みは、脳の同じ部分が働くらしい。ということは思考と行動は相互関係にあり、動くことで脳は鍛えられるし感情をコントロールすることもできるということだ。面白くなくても口角を上げればなんだか楽しいような気持ちになってくる。心技体を重んじる日本人には馴染みがある考え方。2017/11/22
Yuji Hamano
5
頭ばっかりで人間はできていない。ステレオタイプに広まっている通説を覆す様な発見がある。ココロをいやすにはまずカラダを整える、薬にかんしてもカラダに効く薬は結果としてココロをやすませることができる。いつも頭の中だけでやろうとしている事をカラダを使ってやることを意識することで効果をあげやすくなるという事を知る事ができた 2015/12/03
はすのこ
4
結論が当たり前過ぎて何も言う事がない。2016/01/27
みねお
3
脳と身体はつながっている。仕事や勉強の効率を上げ、良い結果を出そうと思ったら、さあ運動しよう。私もエクササイズ復活させたところです。2015/08/13