内容説明
「防ぎたい」「治りたい」「元気で長生きしたい」をかなえます!重篤な病気にならないための予防法がわかる!たとえ発症しても、あわてず対応できる!あなたの人生が、より意義深いものになる!
目次
プロローグ 心筋梗塞にだけはなりたくない?
第1章 なぜ心筋梗塞は起きるのか
第2章 こんな「症状」があったら要注意
第3章 胸が痛くなったらどう「対応」し、病院はどう「治療」するか
第4章 地域社会の取り組みが生命を救う
第5章 心筋梗塞を「予防」するには
第6章 どうすれば「再発」を防げるのか?
第7章 「心臓職人」として生きる
エピローグ 病と向き合い、病とともに生きる
著者等紹介
高山守正[タカヤマモリマサ]
1977年、日本医科大学卒業。榊原記念病院副院長、東京都CCU連絡協議会会長。循環器専門医として広い臨床経験をもち、特に心血管集中治療(CCU)、心臓カテーテル治療領域にて創始期から新しい診断治療の開発と普及に貢献してきた。冠疾患、弁膜症のカテーテル治療や、閉塞性肥大型心筋症への経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA)は国内一の治療技術と経験をもつ。先進的カテーテル治療の導入に努め、成人領域での心房中隔欠損閉鎖、経カテーテル大動脈弁植込術(TAVI)の導入・開発を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わいほす(noririn_papa)
7
救急医療の最前線で活躍されている循環器医師が、心筋梗塞の治療、AED、予防などについて、わかりやすく書かれた本。心臓突然死を救うためには市民のAED使用が重要であると改めて理解できます。しかし、ここまでの内容ならば、さまざまな本があると思いますが、本書は、東京CCUネットワークでの実際の数字を背景にした社会体制、医師として正確な判断をするための思考、死生観まで書かれており、著者の人柄がよくわかります。カテーテル黎明期の頃の苦労はもとより、新婚時代のアジア大陸横断話は、治療の話より面白かったりします。2016/01/28