内容説明
小さな島に、生徒が10人そろわなければ廃校といわれた学校があった。やっと集まった貧しい子どもたちは、誰もが個性的で魅力に溢れていた。若い新人女性教師ムスリマ先生のもと、子どもたちは眠っていた自分の力を次第に開花させていく。そして、今まで決して勝てなかった裕福な名門校との決戦の日がやってきた…。インドネシアで500万人以上の人々を熱狂の渦に巻き込んだ小説が、ついに日本上陸!
著者等紹介
ヒラタ,アンドレア[ヒラタ,アンドレア] [Hirata,Andrea]
インドネシア・バンカ・ブリトゥン州生まれ。インドネシア大学経済学部を卒業後、イギリスのシェフィールド・ハラム大学にて経済学を専攻し修士号を取得。その後インドネシアに戻り、電気通信会社テレコムセルに勤務。2005年に『虹の少年たち』にて小説家としてデビュー
加藤ひろあき[カトウヒロアキ]
1983年、東京都生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院にて修士号を取得。2006年から1年間、インドネシアはジョグジャカルタにあるガジャマダ大学へ留学。その際、ジャワ島大地震を被災するも傷一つなく助かり、救援物資と音楽を届けるというボランティアに従事。現在は上智大学にてインドネシア語を教えながら翻訳、通訳、さらには歌手、俳優としても活躍の場を広げている
福武慎太郎[フクタケシンタロウ]
1972年、岡山県生まれ。現、上智大学外国語学部アジア文化研究室准教授。専門は東南アジア地域研究(主にインドネシア、東ティモール)、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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