内容説明
「ミーム」という名の文化遺伝子が、資生堂を動かしている。「ミーム」とは、資生堂の体内を脈々と流れ続ける文化遺伝子の大河である。ここにあるのは、創業から現在まで「美」と「知」に関わる「ミーム」の記録である。
目次
パリを魅了した美の使者
SHISEIDO 1872‐1998 医薬品をいしずえに
時代を映す企業のカレイドスコープ
紅の1世紀、オイデルミン
福原信三、巴里とセイヌ
香り立つ姿と形
資生堂スタイルの源流、精神としてのアール・ヌーボー
美術品になった化粧用具
唐草の波紋
私と資生堂スタイル〔ほか〕