目次
第1章 『風と共に去りぬ』の原風景を探して
第2章 スカーレットとマーガレットが生きたアメリカ南部の今昔
第3章 マーガレット・ミッチェルの肖像
第4章 歴史を物語るプランテーション・ホーム
第5章 『風と共に去りぬ』をめぐる人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
8
☆☆☆「風と共に去りぬ」の作者スカーレットはアメリカ南部の出身です。この本は「風と共に去りぬ」の原風景を探し、アメリカ南部の今と昔を訪ね、マーガレット・ミッチェルの人物像を明らかにし、「風と共に去りぬ」の映画化について触れています。「風と共に去りぬ」の旅の手引きも載っています。写真やスケッチで視覚的にわかりやすく示されています。「風と共に去りぬ」の小説はアメリカ文学界で冷遇され、映画は厚遇されてきたと言います。文学界は娯楽読み物を軽蔑しますが、映画界は娯楽映画の方が芸術映画よりも評価が高いからです。 2019/09/01
sa10b52
1
いつか訪れてみたいアメリカ南部の『風と共に去りぬ』ゆかりの地に思いを馳せながら。作者の人生にもスポットライトを当てていて時代背景とともに想像を掻き立てられる。2025/05/28