出版社内容情報
日本の版画史に重要な足跡をのこした版画家・駒井哲郎(1920-1976)。本書は没後50年を記念して開催される「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」展の図録兼書籍である。独自の幻想的な世界をエッチングなどで表現した初期から晩年までの版画や、若い頃の希少な油彩画、書籍への挿絵原画といった作品により、駒井の歩みをたどる。生前に所有していた国内外の版画作品も紹介、アトリエでの姿をとらえた写真をはじめとする資料を通じ、その人間像に迫る。
【目次】
巻頭寄稿「装幀は事後的に生かされる」堀江敏幸(小説家・フランス文学者)、インタビュー「父・駒井哲郎との束の間の瞬間(とき)」駒井亜里(駒井哲郎 長男)
第1章 版画へのめざめ 1920ー1948
第2章 満ちてゆく夢と抒情 1948ー1955
第3章 白と黒の深淵 1956ー1976
第4章 美しき色彩の世界 1956ー1976
第5章 憧憬と探求ー敬愛した作家たちと、愛用品
巻末論考、年譜、参考文献、出品リスト



