甲斐荘楠音 知られざる名作―官能と素描

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甲斐荘楠音 知られざる名作―官能と素描

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  • サイズ A4判/高さ 26cm
  • 商品コード 9784763023124
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

著者等紹介

甲斐荘楠音[カイノショウタダオト]
1894(明治27)年12月13日、京都市上京区に甲斐荘正秀、かつの三男として生まれる。幼少より病弱で、13歳で京都府立京都第一中学校に進むも、翌年、京都市立美術工芸学校図案科に編入する。もっぱら図書館へ通い西洋の画集を読む日々を送る。1912(明治45)年、18歳で京都市立美術工芸学校を卒業すると、京都市立絵画専門学校へ入学。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ウィリアム・ブレイクなどに傾倒する。1917(大正6)年、第8回大日本産業博覧会に出品し入選。この頃より丸岡比呂史のアトリエである別荘で共に制作し、比呂史の妹トクと親しくなり両家公認の仲となる。翌年には第1回国画創作協会展に“横櫛”を出品して入選をはたし評判となるが、2年後の第3回同展では落選か不出品に終わったと思われる。この頃、丸岡トクが新実八郎兵衛に見初められ妻となる。その後も国画創作協会展への出品を続け、1926(大正15)年、第5回国画創作協会展に“女と風船”を出品したところ、土田麦〓から“穢い絵”として陳列を拒否されるも、同年、国画創作協会会員となる。1928(昭和3)年、第7回で国画創作協会第1部(日本画)は解散し、楠音は会員や会友らと新樹社を結成し熱心に活動をするが、3年後に自然解消となる。これ以降、画名を「甲斐荘」から「甲斐庄」と改める。しばらく蒼穹社展に出品を続けた楠音は、1940(昭和15)年、映画「芸道一代男」の仕事を通じて溝口健二監督と出会う。翌年、東京銀座で個展を開催したが、以降、映画の世界へ入り、ほとんどの溝口映画の衣裳や風俗考証を担当する。1955(昭和30)年、楠音が風俗考証を担当した「雨月物語」はアカデミー賞衣裳部門にノミネートされる。しかし翌年、溝口健二が死去し、楠音は再び絵の世界へ戻っていく。その後、49歳より参加していた溝口健二一門の集い「山賊会」を通じての作品発表を続けたが、1976(昭和51)年、山賊会の友人たちの尽力で東京日本橋三越にて「甲斐荘楠音回顧展」が開催され、山賊会は一応の解散となる。1978(昭和53)年、京都北区の友人宅で持病の発作で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaz

2
甲斐荘楠音の不気味な表現は知っていたが、エゴン・シーレを思い出させるような絵があるとは想像しなかった。図書館の内容紹介は『生々しい肉体を感じさせる写実性、独特の暗さを湛えた退廃的な表現力。異色画家・甲斐荘楠音の官能的な絵画集。京都・星野画廊秘蔵の、赤裸々な男性裸体を中心とした素描作品80余点を厳選収録する』。 2023/10/05

ピラックマ

0
エゴンシーレを思い起こす卓越したデッサン力などと解説に書かれているが、そんなひりついた所は感じられないし、しいて言えば昔の長沢節のような軽やかなドローイングの印象。30年間秘蔵されていた経緯はよく判らないけれども、これ本人は公開されたくなかったんじゃなかろうか。今のように同性愛にオープンではなかったろうし、懊悩する同性への感情を密かに書き付けたようにしか感じられない。2023/08/11

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