内容説明
「沖ノ島」の秘宝、女神に捧げた超絶美のロマン、すべて国宝。古代ファン必携。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
120
読友さんのレビューで知って、即購入!福岡県宗像市の世界遺産「宗像大社神宝館」が所蔵する国宝指定の“神宝”約8万点(!)の中から、写真家・山村善太郎さんが選りすぐった約100点が美麗な写真で収められています!この図録の最大の特徴は、神宝を“歴史資料”ではなく“芸術品”と捉えていることで、キャプションは名称と年代のみ(巻末の作品リストにはサイズも)…最低限の情報のみを与えて、読者の視線を自ずと“作品”へと向かわせます。やはり僕は、瑪瑙や碧玉・ガラスなどで作られた「勾玉」が好きですね~いつか実物を見に行きたい!2020/12/17
☆よいこ
73
図録。というか写真が美しすぎる・古代神宝の写真集▽福岡県宗像市の沖ノ島に納められた神宝。沖ノ島は古来から厳しい掟に守られていため、膨大な数の神宝が残されていた。沖ノ島で発掘された神宝は国宝に指定され、宗像大社神宝館に納められている。多くの神宝の中から、代表的な物、美しいものを写真に収めている。▽私が特に注目しているのは「金銅製高機」本物の織機をそのままミニュチュアにした供物で、その精巧さに舌を巻く。▽どうぞ本物を見に来てください歓迎いたします2020/12/23
たまきら
32
写真が素晴らしいです。国宝である様々な出土品をじっくり眺めました。宗像大社…行ってみたいなあ!とても満足が行く一冊ですが、欲を言えばもう少し大きなサイズに見たかったかな。2021/01/19
mahiro
18
美しい・・最初のカラー頁から色も鮮やかな玻璃や玉の腕輪や勾玉管玉や金銅細工の装飾品やミニチュアの機織り機などが並ぶ、それが全て国宝となればただため息を飲み込みつつページをめくるしかない。沖ノ島には興味があり、宗像大社の神宝館もいつか訪れたいと思っている。これらの宝が土中にではなく千年以上も前に祭祀を行い置かれたままの場所で雨風に晒されつつ朽ち果てもせず残って居た事こそが神の御稜威かと思ってしまう。入らずの島という掟を守り続けてきた人々の心が神秘を守って来たのだ。2020/11/27
あひる
5
古くからあるのに、まだ輝いてる。石ってすごいね。2021/02/19