詩人の声をきいた木

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詩人の声をきいた木

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  • サイズ B5判/ページ数 112p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784763019035
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0090

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。以後、詩作のほかに絵本、翻訳、エッセイ、作詞ほか、幅広い活動を続ける

加賀見博明[カガミヒロアキ]
1973年、日本大学法学部卒業後、東京写真専門学校に入学。卒業後、写真家桑原英晃氏に三年間師事。1980年、広告制作会社スタジオVに入社、1988年に独立、加賀見博明写真事務所設立。1989年スタジオ併設。2019年現在に至る。広告写真活動の傍ら、ライフワーク「たった一本の槐の木」を1998年より一五年間撮影。朝日広告賞A部門賞、KODAK広告写真塾にて優秀作品賞/優秀写真賞を受賞、JPS/APAアワード数回入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ

171
私が生まれる前からそこにあった一本の木。どこかからやってきた種が硬い殻を破って、大地に根を張って少しずつ枝葉を広げた。朝の光も夕の光もいつもそばにいてくれた。ただ静かに見つめていた。風に梢が耐え忍んでも、ほほえむことができたのは星空のおかげ。雪を背負っても、きらめくことができたのは青空のおかげ。動を求め、言葉を探す私たちの哀しみを、動のない、言葉もない大きな希望で包み込んでくれた。うつむいて、うつむくことで、詩は生まれてくる。ひとりぼっちもしあわせ。みんなといるのもしあわせ。聴こえるよ、喜びのざわめきが。2023/08/19

ぶち

94
朝、昼、夜という時間の流れに、あるいは季節の移ろいに、丘の景色は様々に変化しますが、太い幹と大きく伸ばした枝を持つ一本の木は、その丘の上で堂々と立ち続けています。 谷川俊太郎の詩、「ほほえみ」が添えられています。 "ほほえむことができぬから 青空は雲を浮かべる ほほえむことができぬから 木は風にそよぐ" が、胸をうちます。この木をライフワークとして何年も撮り続けている写真家 加賀見博明氏だけが、木の微笑みを受け止め。我々に届けてくれました。自然の声を聴くことができる写真家の感性に驚嘆すると同時に感謝です。2019/06/22

東谷くまみ

43
むむむむ……これはちょっと違うんでないだろうか。これだけ写真に力もストーリーもあるのに、谷川さんの詩を切り貼りする必要はあったのだろうか。しかもたくさんの詩の中からぽこぽこと一部分を切り取って。これじゃ二人の作品に失礼なんじゃないかなぁ😥2023/07/02

たまきら

38
夫が借りてきた本。写真と詩の本は世に数あれど、これほどシンプルな写真とことばでできた一冊もない気がする。大地にぽつんと立つ一本の木。べつに堂々たる大樹でもないのだけれど、冒頭の写真家の言葉によると過酷な体験を経て今も立っているらしい。28-29を何度も何度も眺めた。こういう気持ちで毎日を過ごしている自分を、谷川さんがさくっと語ってくれた気がする。生き延びることの素晴らしさをかみしめられる素晴らしい本でした。2019/07/20

ちえ

38
一本の木の一年間の写真、それに添えられた谷川俊太郎の言葉。木の写真が素晴らしい!最後に言葉の出典の詩のリストでは、我が家にもある詩集がいくつも載っていて、読み返したくなったなぁ📖◆読友さんのレビューに引かれて図書館にリクエストしたら、購入してくれた😊2019/06/02

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