内容説明
横山大観記念館コレクションを一挙公開。知られざる「人間・大観」の魅力に迫る。
目次
祖父が愛した大観さん（細川護煕）
ごあいさつ（横山隆）
記念館探訪（飯田郷介）
住まいへの思い（飯田郷介）
人々との交流（飯田郷介）
画家としての大観（飯田郷介）
図版（佐藤志乃、池田博子）
大観が所蔵した中国絵画（板倉聖哲）
年譜（佐藤志乃、池田博子）
大観の美意識が生きる空間（横山優子）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒野の狼
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2019年に高島屋で開催された「横山大観記念館 史跡・名勝指定記念展 画業と暮らしと交流 —大観邸—」を鑑賞した際に公式図録として売っていたものを会場で購入。日本では北原白秋をはじめとして偉人とされる人の戦争協力の過去を隠す傾向が強いが、本書ではその点は年譜にのみではあるが記載があるので一定の評価はしたい。最後に値段であるが、本書はサイズが週刊誌大で150ページと薄いので2700円は高すぎる。展覧会のカタログの標準としては1500円程度の体裁。2019/03/31
