川端康成と書―文人たちの墨跡

個数:

川端康成と書―文人たちの墨跡

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月19日 11時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 203p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784763018250
  • NDC分類 728.8
  • Cコード C0071

出版社内容情報

川端康成が蒐集した膨大な数の書。

書を通じた川端と文豪たちの交流は、近代文学史と言っても過言ではあるまい。文豪川端康成が美術品のコレクターであったことは近年知られるところであるが、2017年、そのコレクションの中に膨大な書があることが判明した。

晩年、書に異常な執着を示していた川端康成は、自ら『雪国』の冒頭を直筆し、何点も書き残している。

同時に、かつての大家たち(藤原定家、隠元禅師、池大雅、富岡鉄斎など)、同時代の文豪たち(夏目漱石、高浜虚子、田山花袋、林芙美子、横光利一、高村光太郎、齋藤茂吉、生方たつゑなど)の書を蒐集し、あるいは目の前で書かせ、愛眼してきた。

本書は、書、その書についての川端の言葉、あるいはその作家と川端との交流など、多方面からの解説がついた川端康成の書のコレクション本である。

川端香男里[カワバタカオリ]
監修

内容説明

夏目漱石、島崎藤村、芥川龍之介、北原白秋、若山牧水、横光利一、林芙美子…川端が愛蔵した書、一挙公開。

目次

第1章 歴史に名を残す名筆家の書
第2章 文豪たちの書
第3章 川端康成の書
第4章 川端康成宛の書簡

著者等紹介

水原園博[ミズハラソノヒロ]
公益財団法人川端康成記念会理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

29
川端康成が所有していた文豪の書の変遷が興味深い。書の素養があるのは白秋くらいまで。徳田秋声も白秋と同世代だが、もう怪しい。差し障りがあるのか断言したものを目にしたことはないが、太宰、三島由紀夫は下手くそ。2022/03/01

gtn

26
川端康成の妻秀子に宛てた島木健作の詫び状を、川端が軸装したのも分かる。内容は、道端で島木が女房に大声で叱ったため、とばっちりを掛けたというもの。その他、この頃早起き励行しているという割には、今日がその初日だったり、信州旅行したいと念願しながら、熱海に行きそうになったり、捉えどころがない。川端のことにも若干触れているが、「何卒おだいじにと申し上げて下さい」と伝言を託す始末。こんなのんきな手紙を書く本人が、農民運動で四年間も獄中生活を送ったという事実に惹かれる。2021/03/12

クラムボン

14
川端康成が蒐集した文人の書、そして川端自身の書と書簡を紹介する。明治以降の文人の書が中心です。文壇の中心人物なので交友関係は広く、その中で蒐集した文豪たちの墨蹟は眩いばかりだ。纏まって書を見るのは初めてなので、何やら目移りしてしまう。その中で一際異彩を放つのが草野心平の琉球古典舞踊「醜童」の一節。「 心平生来の性格と道程が、今や熟して、今日稀な名筆となった。」とは川端の評 。「書は老いとともによくなりこそ悪くはならない。そこが東洋の芸術としての書のありがたさである。」と語る川端の書は骨太だ。2022/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13073674
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。