出版社内容情報
写真家・川内倫子の写真と言葉で話しかける『はじまりのひ』はこどもの時間とおとなの時間がながれる写真の絵本。写真家・川内倫子の写真と言葉で話しかける『はじまりのひ』はこどもの時間とおとなの時間がながれる写真の絵本。
いのちがひとつ生まれることと、いのちがひとつ終わることは、どこかでつながっている。
生きている時間には、大切なものに出会うことも、失うこともある。
それらすべては何かがはじまっていく、次の「はじまりのひ」でもある。
出産、そして母になる体験を通して芽生えた気づきを、短い言葉と写真で綴り、絵本仕立てにした新しい試みの一冊。
川内倫子[カワウチリンコ]
著・文・その他/写真
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
89
写真家・川内倫子の写真と言葉からなる幼児向けの絵本。厚紙で、角は丸くなっています。表紙の「ひ」だけが角度を変えるときらめくように、ひの光のように光が溢れる写真が数多くあり、ことばはすべて生れ出たこどもへの呼びかけになっています。「そらがまっさおでくもがひとつもなかった」ほたるの写真と「とおくにひかるほし、てのひらでかがやく」「ここはどちらがわにもつながっています」「またつぎのはじまり」小さな子どもの手が印象に残ります。2022/02/23
yanae
58
写真が素敵だなと思わず手に取る。写真絵本とあるように、写真が主役で短い言葉が添えられている感じ。川内倫子さんは初めて知ったのですが、賞も受賞している有名な写真家さんとのこと。出産前後で新しく見えた景色を1冊にしたそうです。どおりで、なんだか明るいはじまりの感じがする写真が多いんだ♡見ていて心が安らぎました。これ以外の作品も手に取ってみたいと思いました。2019/03/10
mntmt
16
いろいろと解釈できます。2018/12/27
ツキノ
11
(E-305)写真絵本。ボードブック。「子どもを授かったことで生まれた気付きを20点のカラー写真と短いテキストで表現した」という。自然や生き物がやさしい光の中で切り取られている。2018/07/28
退院した雨巫女。
6
《本屋》写真集みたいな絵本。2018/09/14