片隅の美術と文学の話

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763017123
  • NDC分類 704
  • Cコード C0095

出版社内容情報

切っても切れない
文学と芸術のおはなし切っても切れない、文学と芸術のおはなし館長の抽斗奥からさらに出てきた、文学と美術をめぐる32の物語。現代日本を代表する美術史家、世田谷美術館館長・酒井忠康の軽妙かつ深い見識によって、近代日本を代表する文豪や詩人、画家たちの精神が映し出され、一筋縄ではいかない強烈な個性の作家たちの生き様が目に浮かぶ。◎鏑木清方《三遊亭円朝》をめぐる話……鏑木清方と麻生三郎が、三遊亭円朝を挟み、時空を超えて江戸と昭和を?ぐ。/◎川端康成と古賀春江……川端康成の心を揺らし続けた画家・古賀春江について/◎芥川龍之介の河童の絵……芥川龍之介の人生を写したかのような自身による河童の絵の話/◎渋澤龍彦の最後の注文書……偶然に見せてもらえた、生前最後の本の注文書についてーー等、読み出すと止められない、読書心をくすぐる名エッセイ集。

?文学と美術:志賀直哉と美術/高村光太郎/鏑木清方《三遊亭円朝》をめぐる話/谷崎潤一郎の美的側面、夢二と同時代の美術/川端康成と古賀春江/芥川龍之介の河童の絵 ほか…

? 詩と絵画:村山塊多と詩と絵画/萩原朔太郎の装幀/西脇順三郎の絵/文具店の溝口修造 ほか…

? 文学散歩:かまくら文士の片影/澁澤龍彦の最後の注文書/再会の夜の雪道 ほか…

? 描かれたものがたり 

酒井忠康[サカイタダヤス]
日本の美術評論家、世田谷美術館館長。北海道余市郡余市町出身。1964年、慶應義塾大学美学美術史科卒。同年より神奈川県立近代美術館学芸員、1979年、小林清親を論じた『開化の浮世絵師 清親』でサントリー学芸賞受賞。その後1992年より同館館長。2004年より世田谷美術館館長をつとめる。近代美術の研究、現代美術の評論活動を行う。2003年の『海にかえる魚』では、小説に挑んだ。

内容説明

文豪や詩人、画家たちのサイドストーリー。川端康成の心を揺らした古賀春江、芥川龍之介の人生を写す河童の絵、鏑木清方と麻生三郎の三遊亭円朝をめぐる縁、澁澤龍彦の生前最後の本の注文書…読み出すと止められない、33話の名エッセイ。

目次

1 美術と文学(志賀直哉と「美術」;高村光太郎―パリで秘密にしたもの;高村光太郎の留学体験 ほか)
2 詩と絵画(村山槐多の詩と絵画;萩原朔太郎の装幀;西脇順三郎の絵 ほか)
3 文学散歩(“かまくら文士”の片影;安岡章太郎展の一隅;近藤啓太郎『大観伝』にまつわる消された話 ほか)
4 描かれたものがたり(美術と文学の共演)

著者等紹介

酒井忠康[サカイタダヤス]
1941年、北海道生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。1964年、神奈川県立近代美術館に勤務。同美術館館長を経て、現在、世田谷美術館館長。『海の鎖 描かれた維新』(小沢書店、1977年)と『開化の浮世絵師 清親』(せりか書房、1978年)で注目され第一回サントリー学芸賞受賞。その後、美術評論家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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akuragitatata

1
文学と美術にまたがる近代日本の詩人・画家たちの動向に迫る一冊。対談も収録されている。主に展覧会の図録などに使われたエッセイだけど、ときどき『国文学』なんかの昔あった日本文学の雑誌が登場して面白かった。むかしはこういう民間の出版社がだしてる雑誌に、こういうエッセイがたくさん載っていたなあとなつかしい気持ちになった。著者の近代的な文学・美術観にはあまり共感できなかったけれど、データではなく、センスと経験を頼りに美と、学芸員として向き合ってきた重みはなくもない、のかな。2017/06/07

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