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目次
ＷＯＲＫＳ ＰＲＯＬＯＧＵＥ
塩谷亮―写実絵画のゆくえ（篠原弘）
ＷＯＲＫＳ１９９４‐２０１７
写実絵画の歴史（安田茂美）
略年譜
作品目録
Ｒｙｏ Ｓｈｉｏｔａｎｉ‐ｔｈｅ ｆｕｔｕｒｅ ｏｆ ｒｅａｌｉｓｔ ｐａｉｎｔｉｎｇ（Ｈｉｒｏｓｈｉ Ｓｈｉｎｏｈａｒａ）
Ａ ｈｉｓｔｏｒｙ ｏｆ ｒｅａｌｉｓｔ ｐａｉｎｔｉｎｇ（Ｓｈｉｇｅｍｉ Ｙａｓｕｄａ）
Ｃｈｒｏｎｏｌｏｇｙ
Ｌｉｓｔ ｏｆ Ｗｏｒｋｓ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
72
髪の毛や肌の質感の見ごたえ。googleの画像で調べたら本当にどれが写真でどれが絵なのかわからない。2017/07/03
双海（ふたみ）
12
再読。美しい女性に注目しがちだけれど、ヒヤシンスやチューリップの絵も実にいい。これが美しいんだなぁ。花は美しいよ。もちろん女性を描いた絵画も素晴らしく、モデルを描きっぱなしにしていない感じ・・・うまく言えないけれど、モデルの感情もしっかりと受け止めたうえで描いているような感じが読み手に伝わってくるんだよね。これ、きっとすごいことだよ。2020/03/16
双海（ふたみ）
12
家でシェリー酒を飲みながら再読。このお酒は15度。これくらいないといい気分になれない笑 自分の好きな酒を知っているということは大事なことだと思う。「前衛のみが優れているのではない。後衛は、時に前衛以上に重要だ」ほんとうにそう思う、これは絵画に限ったことではないと思うけれど。しかし、画家の絵筆に再現された女性はなぜこんなにも美しいのだろう。ちょっとずれるけど、絵画ではなく生身の女性を知るということは男にとって非常に重要なことだと思うんだよね。夢の中だけでは生きていけないから。・・・ごめん、けっこう酔ってる。2020/01/11
双海（ふたみ）
12
抒情的で息遣いが聞こえてきそうな女性像や、とれたて新鮮でみずみずしい野菜たち。写実絵画の意義や可能性を感じながらページを繰った。「人を幸せにするのが、絵画本来の使命である。日本の写実画では、平明さ、清澄さが有効なのだ。（中略）塩谷亮の写実画は、人に語りかけ、人を幸せにし、人を結びつける。」（篠原弘） またホキ美術館へ行きたいな。2019/04/13
ワンタン
8
写実絵画の分野で一人の画家の作品集を読むのは初めて。多くの人がそうだと思うが、写実絵画というものを知ったとき、先ずは美しい女性画にひかれた。あまりに細密な描写に、一見して写真と変わらないじゃないかという感想を持つ人もいると思うが、空気の存在も感じられる柔らかい質感があり、それは絵画独特の魅力だと思う。今回様々な題材の写実絵画を(印刷された複製品だけれど)見て、人物画や静物画のような人工的な空間を描いたものだけでなく、風景画でも同じくらい、いやむしろ人物画以上に強くひかれるものがあった。2020/12/19
