ふつうの暮らし、あたりまえの絵―小林孝亘の制作ノート

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ふつうの暮らし、あたりまえの絵―小林孝亘の制作ノート

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763016331
  • NDC分類 720.4
  • Cコード C0070

出版社内容情報

人気現代アート作家として活躍する、小林孝亘・初めての書き下ろしエッセイ。人気現代アート作家として活躍する、小林孝亘・初めての書き下ろしエッセイ。大学を卒業し、画家として生きたい一途な思いとは裏腹な現実の厳しさの中で、周囲の不理解や制作と生活の両立の難しさに直面し、自分を「潜水艦」に見立て心を守りながら描いていた時代を経て、バンコクでのゆるやかな時間や人々と出会いで、自分の殻である潜水艦を必要としなくなり、人との距離が自然に作れるようになっていったことなどが、心地良い風のような語りで綴られていく。小林孝亘という画家の生き方を通じて見えるのは、衣食住を繰り返す日々の暮らしの中にある何でもないようなことを丁寧に見つめる眼を保つことが、画家として何を表現したいのかということを感じることができるようになることに?がると、実体験を元に淡々と説いてゆく。静かな語り口の中に、ぶれない優しさと強さを感じる、いつも枕元に置いておきたくなるような一書。
巻頭には日々続ける制作ノートの様子をカラー32頁で紹介。巻末には、小林孝亘にとって自分の殻を抜け出すきっかけになった、バンコク等への旅日記を紹介。

◎絵 
潜水艦/あたりまえの絵 ? ポートレイト/存在のかたち/制作ノート/絵のはなし/絵を教えること/いつもの1日
◎食  
好きなたべもの、嫌いなたべもの/行きつけの店/蛸/たべもの写真
◎住  
昼間の散歩/落語/器のこと/スノードーム/スポーツあるいは運動のこと/アトリエと住まい /バンコク
◎旅  
地図を持たずに街を歩く/南の島
旅日記
あとがき

小林孝亘[コバヤシタカノブ]
1960年、東京日本橋に生まれ、思春期を大阪で過ごす。1986年に愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業。1996年にVOCA展で奨励賞を受賞。1996?97年に文化庁芸術家在外研修員としてバンコクに滞在し、九八年にはアート・スコープ’98派遣アーティストとしてフランスのロト・エ・ガロンヌにて滞在制作を行う。2002年に『ひかりのあるところへ 小林孝亘作品集』(日本経済新聞社)、2014年に横須賀美術館で大規模な個展を開催し、『小林孝亘 私たちを夢見る夢』(青幻刊)を刊行。1999?2012年まで東京とバンコクで暮らしながら制作を続けていたが、2013年からは神奈川県逗子の海辺に暮らす。

内容説明

制作ノートの役割も自分の変化とともに少しずつ変わってきた。しかし制作ノートが絵の支えになっていることは明らかで、自分の分身だと言っても言い過ぎではないと思う。無駄な時間は、決して無駄ではない。画家・小林孝亘、初めてのエッセイ!

目次

絵(潜水艦;あたりまえの絵―ポートレイト ほか)
食(好きな食べもの、嫌いな食べもの;行きつけの店 ほか)
住(昼間の散歩;落語 ほか)
旅(地図を持たずに街を歩く;南の島)

著者等紹介

小林孝亘[コバヤシタカノブ]
1960年、東京日本橋に生まれ、思春期を大阪で過ごす。1986年に愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業。1996年にVOCA展で奨励賞を受賞。1996~97年に文化庁芸術家在外研修員としてバンコクに滞在し、98年にはアート・スコープ’98派遣アーティストとしてフランスのロト・エ・ガロンヌにて滞在制作を行う。1999~2012年まで東京とバンコクで暮らしながら制作を続けていたが、2013年からは神奈川県逗子の海辺に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

邪馬台国

7
現代美術家の制作ノートとエッセイ。本の開きがやけにかたくて、こっそり覗くように読まざるを得ないので、活字なのに手書きのメモを覗くような感覚でした。作家としての思考や生き方はとても興味深く読めました。それ以外の食や旅についても、なんてことない記述なのに、著者の作品のように強く言葉が立ち上がってきて、ゆったりとしたやわらかな光と暖かい空気を感じました。変な感想ですが、言葉を飾らず押しつけがましくもなく、読み疲れない本でした。2017/02/19

approach_ys

0
ナディッフというアート系の本屋で小林孝亘の作品を始めて見た途端、引き込まれて、とても久しぶりに画集というものを買った。いい作品に触れると、製作者自身のことについて知りたくなり、こちらのエッセイも読んでみた。この方はバンコクに長期滞在していたようで、この本の終盤は旅日記でまとめられている。それを読んで、雑多な第3世界を当てもなくふらついてみたいものだと思った。2017/07/17

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