舟越保武―まなざしの向こうに

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  • サイズ B5判/ページ数 151p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784763014139
  • NDC分類 710.87
  • Cコード C0071

内容説明

「舟越保武彫刻展―まなざしの向こうに」公式図録兼書籍。代表的な彫刻作品約60点に加え、未公開のものを含むドローイングを多数掲載。

目次

第1章 彫刻への憧れ―東京美術学校受験の頃から・1933年~1943年頃まで
第2章 模索と拡充―戦後・1945年頃~1958年頃まで
第3章 “長崎26殉教者記念像”・1958年~1962年まで
第4章 信仰と彫刻―“原の城”・“ダミアン神父”の頃・1962年~1975年頃まで
第5章 静謐の美―聖女たち・1975年~1986年頃まで
第6章 左手による彫刻―最後の出品作品まで・1987年~1998年まで
素描(第1章~第6章・彫刻作品関連)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるたろうQQ

1
舟越桂が亡くなった。その静謐さは父から受け継いだものだと思う。時々、父・保武の「聖クララ」の何とも言えない哀しみの目差しが見たくなる。自らの苦しみや悩みではなく、他の人のそれを自らのものとして静かに哀しむ姿を。アッシジの聖フランシスコ聖堂で出会った若い修道女がモデルだというが、同行の妻はそんな人は見ていない、幻想だと言う。舟越保武といえば、「長崎26殉教者像」「原の城」「ダミアン神父」「ゴルゴダ」そしてこの聖女シリーズなどキリスト教に纏わる彫刻が思い浮かぶが、「笛吹き少年」のような清冽な作品も捨てがたい。2024/05/10

よし

1
岩手県出身の彫刻家、舟越保武の作品集。2014年から15年にかけて開催された巡回展(回顧展)の図録を兼ねた本です。年に数回、岩手県立美術館の「松本竣介・舟越保武展示室」を訪れ、舟越さんの作品を観ていますが、いつでも「隕石」や「長崎26殉教者像」、「聖セシリア像」などの写真を見ることができるのは、うれしいものです。2021/05/23

ヤボ

0
舟越展を見た。気品と強い精神を兼ね備えた作品に圧倒された。聖女ベロニカが一番心に残っている。

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