石田徹也ノート

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  • サイズ B5判/ページ数 333p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784763013071
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

内容説明

独自なスタイル「他人の自画像」までの道のり、画家生活の苦悩、発想の源、ユーモア、夢が一杯詰まった石田ワールドの道案内。

目次

1章 起点―「創作方法を探したい」
2章 漂う人―「現実の何かに光をあてる」
3章 変化―「他人の自画像」
4章 ユーモア―「ナンセンスへと近づくことだ」
5章 再生―「とにかくかく」
6章 発想源
資料 作品リスト、年譜、文献目録

著者等紹介

石田徹也[イシダテツヤ]
1973(昭和48)年、静岡県焼津市生まれ。画家。幼少の頃から絵を描くのが好きで、「絵の徹っちゃん」と呼ばれていた。1992(平成4)年に武蔵野美術大学視覚伝達デザインに入学し、当時はイラストレーターを目指していた。在学中に応募した公募展「第6回グラフィックアート『3.3m2展』」でのグランプリ受賞をきっかけに、就職をせず画家として生きる決意を固める。アルバイトをしながら制作を続け、多くの賞を受賞し注目を集めるが、安定した収入につながらず苦しい生活を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rie

29
残されたノート。下書き。夢日記。絵に変化、挑戦が垣間見れる。自分の内面と向き合うような作品。何故こんなにも惹かれるのか、今の私は作品に浸りたい時期のよう。2016/01/15

たらちゃん

10
まだ読み終わらない。まだまだ。以前は借りて読み、とうとう買いました。絵や亡くなった人を解説するのは難しく、勝手な解釈するしかなくて、本人が聞いたら何て言うかしらと考える。美術館でまず作品だけを見て、後で解説を聞くと解釈が違う。それもあり。2020/07/21

てふてふこ

10
不気味なものをとことん考え、とにかく描く。無表情から伝わる不安・痛み・孤独。風刺が効きすぎてゾクゾクする。石田徹也という天才の一生。2013/12/15

勝浩1958

3
わたしにはどの作品にも石田氏の孤独感が深く表現されているように感じました。 強く印象に残った作品は『だんご虫の睡眠』、『飛べなくなった人』、『燃料補給のような食事』(この作品は特に若い世代の食生活の質の低下に警鐘を鳴らしているとも思えました。)、『捜索』、№95『無題』(大槻ケンヂ『猫を背負って町を出ろ!』の表紙原画で質感がなんとも言えずシュール)です。作風の変化がよくわかります。 わたしは2000年ころまでの作品が気に入りました。2013/12/07

スリカータ

2
インパクトがあり、一度見たら忘れられない石田徹也作品。石田さんは日常の色んな風景や片隅に自分を置いたのだろう。虚ろな目をした無表情が不気味である。若くして踏切事故で亡くなられたが(自殺か?)、作品数は多い。トイレやゴミ置場が印象に残った。2016/11/27

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