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内容説明
敬虔なる写実。自選作による決定版、待望の最新画集。
目次
油彩(20世紀終わり頃;21世紀のはじめから)
デッサン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぅわん
57
【美しい。その言葉しか浮かばない】モデルは、奥さんかなぁ。身につけている衣服、家具、背景、どれも、しばらく眺めてしまい、魅力ある裸体にも引き込まれる。綺麗。本当に綺麗。こんな女性になりたい(笑)お子さんも画家なのね。人を想う気持ち、まっすぐ想う気持ちが絵、そのものに現れてる。綺麗。本当に綺麗。美しい。描かれているモデルさん、幸せね。2019/09/29
雲隠れひろ吉
33
3年ほど前に知人からいただいた、お気に入りの画集です。日本の写実絵画の巨匠「森本草介」先生の自選作による決定版です。もう、写真のような絵画です。とても綺麗で上品なモデルさんの裸婦『蒼い椅子の裸婦』着衣婦人画『午後のくつろぎ』はじめどの作品も、美しさのあまり溜め息が出ます。思わず手に触れたくなりますよ。『モレーの橋』などの風景画も勿論、緻密な描写で凄いです。千葉市にある写実絵画の細密画を専門に展示している「ホキ美術館」行ってみたいです。(遠いからなかなか行けないなぁ。)2018/11/21
きーしゃん
25
図書館取り寄せにて、ようやく手元に。やっと見ることができた。真っ先に感じたことは、時も含めた時空を「絵に閉じ込める」という感覚だ。この一点に置いて、特に女性の絵は、最高の時空を色あせることなく閉じ込めることに成功していると思う。絵画にリアルさという言葉を用いるのはナンセンスなのかもしれないが、その質感からなのか、ふとした瞬間に眼の前にあるような錯覚に陥ってしまう。ただ正直「光の方へ」という感じは絵からは受けることができなかった。2019/09/07
ごへいもち
18
ずっと書き続けているという久保田早紀似の美人モデルを見たくて。私は女だからかもしれないが裸婦像には魅力を感じない。クラシックな衣装を身に着けた絵のほうが好き。風景画のほうはコンスタブルみたいな…?着衣の美人画と共にうちに在ってもいいなw2014/01/24
双海(ふたみ)
8
敬虔なる写実。現代日本の写実絵画界を牽引してきた油彩画家・森本草介。モチーフを細密に描写する確かな技術、また人物像、静物、風景に通底する独自の穏やかで優しい作風は、多くの芸術愛好者を魅了してきた。モチーフを独自の写実技法により極限まで「美」に昇華し、「生きる喜び」を描いてきた作品群には、生への謳歌、未来への讃歌がある。2024/02/05