内容説明
舞台はアメリカの小さな町ブラックストーン。すべては、廃墟となって町を見下ろす古い精神療養所を壊すときから始まった。プレゼントが届くとなにかが起きる連続事件。町の新聞『ブラックストーン・クロニクル』の編集長オリヴァー・メトカフに、第二の犠牲者ジュールズ・ハートウィックは言った。「きみがとめなきゃいかん…そいつがわれわれ全員を殺す前に」なにをとめるんだ?この町は、呪われた町なのか?町を恐怖に陥れた黒い人影は、今夜も闇のなかで次のプレゼントを選んでいた…。1番目のプレゼントはアンティークドール、2番目のプレゼントはロケットペンダント、3番目のプレゼントはドラゴンのライター、連続事件は、はたしてどこまで続くのか…。
著者等紹介
ソール,ジョン[ソール,ジョン][Saul,John]
1942年カリフォルニア州生まれ。大学中退後、15年間、さまざまな職を転々としながら小説を書きはじめる。1977年に出版された処女小説『Suffer the Children』(『暗い森の少女』ハヤカワ文庫)がまたたく間にミリオンセラーとなる。数多くのホラー小説、サスペンス小説、SF小説を手がける。現在、シアトル、ハワイなどを行き来する生活を送っている
金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授。翻訳家
石田文子[イシダフミコ]
1961年大阪府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Apollo
3
6連作品中、3作読了。ホラー小説として王道を行く物語だがミステリー要素もあるので、ついつい先を急いでしまう。下巻も面白そう。2017/06/25
pyonko
3
ホラー&ミステリーという感じ。呪われたプレゼントが届き騒動が起こる。とりあえず下巻に続く。 2015/04/22
エイサノオト
2
幸せの絶頂のはかなさが怖いなあ。2018/06/07
月路
1
プレゼントを受け取った住人の狂っていく様子がまるでドラマのように進んでいきます。読みやすいです。 次から次へと起こる呪いの連鎖…、面白いですね。 2012/12/05
マッド
0
面白い!!2010/10/25