内容説明
あふれる愛を鳥たちにささげるひとりぼっちのカルトゥシュケ氏。けれども自由に恋こがれる鳥たちは歌を忘れてしまう…。鳥たちとのさよならがくれたもの、それは見えなかった自分の翼をひろげる旅でした。
著者等紹介
バルデリ，マルリース［バルデリ，マルリース］［Ｂａｒｄｅｌｉ，Ｍａｒｌｉｅｓ］
大学で音楽と独文学を専攻。現在はドイツ最大の港町にして水の都であるハンブルクの近郊ラインベックのギムナジウムで教師をするかたわら、主として児童向けの小説や演劇脚本、またテレビドラマのシナリオを手がける
ゴードン，イングリッド［ゴードン，イングリッド］［Ｇｏｄｏｎ，Ｉｎｇｒｉｄ］
家族とともにベルギーのアントワープ近郊に暮らす。２０年以上にわたり、教科書や児童向け雑誌などにほのぼのとした挿絵を描きつづけている。２００１年、その功績が評価されて、ベルギーで最高のイラスト賞に光り輝いた
山崎恒裕［ヤマザキツネヒロ］
１９５６年東京生まれ。一橋大学経済学部卒。同大学院社会学修士了。８５年渡独。フランクフルト大学独文学科博士課程中退。フランクフルト・インターナショナルスクール日本文学講師。ＧＤＳ（学位・大）取得。９５年帰国。１０年の異国放浪の後、東京は葛飾柴又の帝釈天裏に居を定める。毎日２１世紀賞論文『人間と言葉』入選。『ぼくの積み木』で志木市いろは文学賞大賞。『いくつもの十年』で東北北海道文学賞奨励賞。日本児童文芸家協会会員
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感想・レビュー
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putisiyante
1
ドイツで読書会の格好の対象という本で、納得の作品。児童文学。TVの朝ドラではないが、想像が翼をひろげている。一つ一つの場面を思い浮かべることが出来る。2014/07/17
yesod
0
翼があるものは広げて飛んだ方がいいんですね。見えない翼をもっている私たち（?）も。2011/05/26
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