内容説明
人と自然、モノとの関わり合いなど、デザインの裏に見え隠れする哲学を、50のキーワードをテーマにわかりやすく語る。ビジュアルも満載、学生、クリエイター必見の書。
目次
風と水と太陽と土―素朴なこの四つの自然の力は人間をその原点へ回帰させる
カタストロフ―破壊的な瞬間こそ生命的である
こことあそこ―夢と好奇心の力が人を行動に駆り立てる
トポロジーの形態学―トポロジー的に同じかたちを変換していくと様々なかたちが発見できる
相対論―相対論こそ、近代を超えるこれからの思想である
モノと環境―モノか環境かは人間との関係で決まる
都市・住宅・椅子―椅子は小さな住宅であり、住宅は小さな都市である
反転―モノを反転すると内容物が外化される、モノが周辺を支配する空間がそれである
流行と世論―流行は一つの世論であり、流行するデザインは世論の支持を受けたデザインである
プロセス―モノも環境も消費の概念がなくなる〔ほか〕