内容説明
移りゆく季節を感じて、こころは歌う。古の万葉から近・現代までの歌と季節の花にまつわる出来事や想いを等身大の目線で捉え、ひとつひとつ丁寧に心をこめて綴られたエッセイ。そこには、現代人がいつのまにか忘れてしまった、豊かで穏やかな季節のことばとこころが清やかに溢れています。
目次
春(朧;菜の花 ほか)
夏(沙羅;青梅 ほか)
秋(鰯雲;白秋 ほか)
冬(木守;深深と ほか)
著者等紹介
松麻実[マツアサミ]
本名・松崎冴子。1947年東京都生まれ。学習院大学卒業。1973年清川妙主宰古典研究会「万葉の会」所属。1992年『ザ・ファミリー』に「詩・花・心」を連載。1996年同紙に「心の輝念日」を連載。1998年4月より同紙に「季節のこころとことば」を連載中
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