目次
序章
第1部 東西文明への視角(「中体西用」論と「学戦」―張之洞『勧学篇』の周辺;辜鴻銘と「道徳」の課題―東西文明を俯瞰する視座 ほか)
第2部 東西の学知の連鎖(清末中国におけるルソー『社会契約論』;梁啓超の政治学―明治日本の国家学とブルンチュリを中心に ほか)
第3部 自由への懐疑と模索(清末の「自由」;自由と功利―梁啓超の功利主義理解を導きに)
第4部 共和革命を目指して(ある「革命」論―留日学生界の動向;宮崎滔天『三十三年の夢』と章士〓『孫逸仙』―孫文と共和主義 ほか)
終章
著者等紹介
川尻文彦[カワジリフミヒコ]
1969年埼玉県生まれ。1992年東京大学文学部卒業。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得。米国ハーバード大学フェアバンクセンター客員研究員(2003年9月~2004年8月)等を経て、愛知県立大学教授、博士(学術)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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