目次
第1章 『太平廣記』の體例(『太平廣記』の性格;『太平廣記』における記事の收録規準 ほか)
第2章 『太平廣記』成立後の出版經緯(異論の提出―『玉海』太平廣記條に見る王應麟の自注から;『廣記』成立後の受容状況 ほか)
第3章 變容する『太平廣記』の受容形態―「類書」から「讀み物」へ(北宋末期から南宋初期における『太平廣記』の受容形態;南宋中後期における『廣記』の受容―人的つながりの中で)
第4章 南宋兩浙地域における『太平廣記』の普及(南宋期における刋刻事業を行っていた地域と『廣記』流傳の關係;『廣記』の印刷・刋行における轉運司關與の可能性 ほか)
第5章 海を渡る『太平廣記』―『太平廣記詳節』をめぐって(『太平廣記詳節』について;『太平廣記詳節』の構成 ほか)
著者等紹介
西尾和子[ニシオカズコ]
1967年京都市生まれ。京都府立大學大學院博士後期課程單位取得後退學。現在、京都府立大學研修員、京都府立大學・近畿大學などの非常勤講師。文學博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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