目次
序章
第一章 遼金塔の特徴と機能(第一層塔身浮彫モティーフの構成;仏塔と仏頂尊勝陀羅尼経幢;第一層塔身の浮彫モティーフと仏塔に付与された「機能」との視覚的関係性)
第二章 遼金塔の第一層塔身浮彫の諸相(碑形装飾を伴う仏塔;朝陽北塔;北京天寧寺塔と慈寿寺塔に見る「古典」意識とその意図)
第三章 北京天寧寺塔(南京地区における遼金塔第一層塔身の概要;北京天寧寺塔の建立年代および背景)
第四章 海城金塔(海城金塔および金塔寺の概要;金・世宗の仏教政策を背景とする海城金塔の位置付け)
第五章 遼金塔への視座、遼金塔からの視座(関野貞フィールドカードから見る遼金塔の浮彫尊像;公州麻谷寺五層石塔;いわゆる「薩摩塔」に関する一試論―基壇部の浮彫尊像を中心に)
終章
著者等紹介
水野さや[ミズノサヤ]
金沢大学人間社会学域教授。名古屋大学大学院博士後期課程修了、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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