目次
序章
第一章 南宋三省攷―高宗朝初期の対外危機と「三省合一」―
第二章 南宋孝宗朝における太上皇帝の影響力と皇帝側近政治
第三章 南宋寧宗即位直後における韓〓冑権力の確立過程
第四章 南宋寧宗朝における史彌遠政権の成立とその意義
第五章 鄭真輯『四明文献』の史料価値とその編纂目的―『全宋文』『全元文』の補遺を兼ねて―
第六章 史彌遠神道碑訓注稿―南宋四明史氏の伝記史料その一―
第七章 史彌堅墓誌銘訓注稿―南宋四明史氏の伝記史料その二―
第八章 南宋寧宗朝後期における史彌遠政権の変質過程―対外危機下の強権政治―
第九章 南宋理宗朝前期における二つの政治抗争―『四明文献』から見た理宗親政の成立過程―
付論 淳祐年間(一二四一~一二五二)における理宗・鄭清之の対立とその帰結
第一〇章 南宋四明史氏の斜陽―南宋後期政治史の一断面―
第一一章 南宋後期における両淮防衛軍の統制政策―浙西両淮発運河から公田法へ―
付章 南宋寧宗朝政治史研究の前進のために
終章
著者等紹介
小林晃[コバヤシアキラ]
1979年神奈川県に生まれる。現在、熊本大学大学院人文社会科学研究部(文学系)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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