目次
官人身分制と魏晋南北朝史研究―本書の課題
上編 魏晋南北朝期における官人身分の成立と展開(官人身分の成立と展開―晋南朝期の免官を手がかりに;北朝における位階制度の形成―北魏の「階」の再検討から;魏晋南北朝期の官制における「階」と「資」―「品」との関係を中心に;北魏北齊「職人」考―位階制度研究の視点から)
下編 魏晋南北朝期における官人身分制の諸相(南朝時代における将軍号の性格に関する一考察―唐代散官との関連から;北魏前期の位階秩序について―爵と品の分析を中心に;北魏における官の清濁について)
付論 書評 閻歩克著『品位与職位 秦漢魏晋南北朝官階制度研究』
魏晋南北朝期における官人身分制の確立とその意義
著者等紹介
岡部毅史[オカベタケシ]
1967年北海道釧路市生まれ。1991年立命館大学文学部卒業。2001年大阪市立大学大学院文学研究科修了、博士(文学)取得。大阪市立大学都市文化研究センター研究員。専門分野は中国古代政治制度史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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