目次
第1部 辛亥革命と、その前後(「欧州同盟会」の成立と意義について―孫文のヨーロッパにおける革命活動;辛亥革命期における陝西;国民革命期における陝西―雑誌『共進』と魏野畴の活動をめぐって;民国軍閥期における中国統一策について(廃督裁兵・連省自治・湖南自治運動;孫文の工兵的裁兵策をめぐって))
第2部 中国・朝鮮における抗日民族統一戦線の形成(楊虎城と西安事変への道;日中戦争と朝鮮独立運動―金俊〓『長征―朝鮮人学徒兵の記録』に寄せて)
第3部 近代日本とアジア(「台湾民主国」の成立について―台湾抗日民族運動の発端;『樊噌夢物語』について―明治中期の国粋主義者のアジア観と部落問題;孫文、康有為・梁啓超と神戸・須磨)
著者等紹介
寺広映雄[テラヒロテルオ]
1922年大阪府に生まれる。京都大学文学部史学科(東洋史専攻)卒業。文学博士。大阪教育大学、神戸女子大学各名誉教授
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