目次
第1部 日本古代における喪礼受容(平安時代における臣下服喪儀礼;律令国家における臣下服喪儀礼の特質―唐制との比較を通して;后・皇太子のための臣下服喪儀礼からみた日本古代王権の特質―唐代の事例を参考として;北魏文明太后崩御時における孝文帝の服喪儀礼;日中の臣下服喪・挙哀儀からみた律令官僚機構の一側面;日本古代の殯儀礼と中国的喪礼)
第2部 日本古代における中国思想の受容(七世紀の日本における中国思想の受容と『管子』―憲法十七条・時令思想・鍾匱の制を中心に;律令国家における儒教政策の変遷―礼の実践と倫理の学修)
結論
著者等紹介
山下洋平[ヤマシタヨウヘイ]
1977年(昭和52)、福岡県に生まれる。同志社大学文学部文化学科国文学専攻卒業。九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻日本史学専修(博士課程)単位取得後退学。博士(文学)(九州大学)。専門は奈良・平安時代史、とくに日中比較儀礼史、古代思想史。現在、九州大学大学院人文科学研究院専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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