目次
第1部 公文を対象とした研究(天平宝字年間の表裏関係から見た伝来の契機;八世紀における銭貨機能論;「布施勘定帳」の基礎的分析;言葉を綴った人々―丸部足人の場合;仕丁私部広国―奉写大般若所注進文に描かれた姿)
第2部 書状を対象とした研究(「啓」・書状の由来と性格;『国家珍宝帳』に見える王羲之「書法廿巻」の性格;正倉院文書の「啓」・書状に見られる書の性格;正倉院文書の中の「王羲之習書」について)
著者等紹介
黒田洋子[クロダヨウコ]
1961年、東京生。奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所古代学・聖地学センター協力研究員。奈良文化財研究所客員研究員。専攻は日本古代史。1985年奈良女子大学文学部史学科卒業。1992年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程史学専攻修了。2019年同大学にて学位取得。博士(人文科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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