出版社内容情報
◎複式能のあいまに演じられたアイ狂言――その根源的な機能(笑い)を能・狂言の読みを通して考察。能面三十面を収録
序 能と狂言
一 能・狂言を「読む」ということ
二 戦物語と能
三 「平家」物の能を読む
1〈朝長〉
2〈俊寛〉
3〈頼政〉
4〈鵺〉
5〈実盛〉
6〈清経〉
7〈忠度〉
8〈敦盛〉
9〈知章〉
10〈舟弁慶〉
11〈通盛〉
12〈千手〉
13〈藤戸〉
14〈屋島(八島)〉
15〈大原御幸〉
四 間狂言の世界
1〈屋島〉の間狂言
2「那須与一語り」の自立
3〈忠則〉(忠度)の間狂言
4〈敦盛〉の間狂言
5 むすび、間狂言の笑い
五「平家」物狂言について
1〈柑子〉の行方
「平家」を語る座頭
陰の存在
2〈丼礑(どぶかっちり)〉の川渡り
座頭を嬲る
当道座の盲人と狂言
3「やけ地蔵め」の〈川上〉地蔵
諸テクストの演出
愛知県立大学蔵『和泉流秘書』
狂言記
4〈瞽女座頭〉と座の式目
清水寺の西門
座の規定
座頭の世界
天正本〈ごぜざとう〉
虎光本
5〈釣狐〉に「平家」の影
あらすじ
構成
陰の存在
「抜書」ということ
後書き
能・狂言曲目索引
山下宏明[ヤマシタヒロアキ]
著・文・その他
目次
序 能と狂言
1 能・狂言を「読む」ということ
2 戦物語と能
3 「平家」物の能を読む
4 間狂言の世界
5 「平家」物狂言について
著者等紹介
山下宏明[ヤマシタヒロアキ]
1931年生まれ、神戸大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程修了、文学博士。中世文学専攻。名古屋大学教授、愛知淑徳大学教授を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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