目次
序章 北京遷都研究序説
第１章 初期明朝政権の建都問題について―洪武二十四年皇太子の陝西派遣をめぐって
第２章 明初の燕王府をめぐる諸問題
第３章 北京遷都―永楽遷都プロジエクトの諸段階
第４章 北京巡狩と南京監国
第５章 南京還都―永楽十九年四月北京三殿焼失の波紋
第６章 洪煕から宣徳へ―北京定都への道
第７章 北京定都―正統年間における奉天殿再建と首都空間整備
附篇１ 明初北京への富民層強制移住について―所謂「富戸」の軌跡を中心に
附篇２ 明末清初期の諸史料にみえる燕王府＝西苑所在説の再検討
附篇３ 北京遷都関係年表
著者等紹介
新宮学［アラミヤマナブ］
１９５５年山形県西川町に生まれる。１９７８年東北大学文学部卒業。１９８３年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。１９８３年国士舘大学文学部講師をへて、８８年山形大学人文学部助教授。２００１年山形大学人文学部教授、現在に至る。博士（文学）
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