内容説明
本書は主に宋代の法制度に関わる論文を集成して、中国人とは何か、中国とはどのような社会かということを模索する。
目次
第1部 法制と社会(宋代主客戸制と戸名―戸籍法上の取扱いを中心に;宋代官田の所謂佃権について―その実体と歴史的位置;宋代官田の「立価交佃」と「一田両主制」;宋代浙西デルタ地帯における水利慣行 ほか)
第2部 雑纂(歴史上の宋江について―研究史的回顧;明代徽州府休寧県の一争訟―『著存文巻集』の紹介;中国における人民調解委員会―上海市青浦県朱家角鎮の場合)
著者等紹介
高橋芳郎[タカハシヨシロウ]
1949年宮城県に生まれる。1972年東北大学文学部卒業。1975年東北大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。博士(文学)
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感想・レビュー
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- 和書
- 公式集場の理論とその周辺