出版社内容情報
なぜ,いじめや不登校はなくならないのか。どうすれば学校が生徒の居場所になるのか。めまぐるしく変化していく社会の中で,教師として主体的に問い続け,学び続ける姿勢は今後よりいっそう求められるようになっていくだろう。すぐに答えを出そうとするのではなく,本質を「問う」姿勢を育むことをめざしたテキスト。
目次
生徒指導とは何だろうか?―児童生徒の成長や発達を“支える”生徒指導の意義と原理
チームによる組織的対応とは?―生徒指導の組織的指導体制とスクール・コンプライアンス
生徒指導上認められる、必要かつ合理的な範囲内の制約とは何か?―生徒指導に関連する法令
不適応予防と適応促進にはどうしたらよいのか?―すべての児童生徒を対象とした生徒指導
学級づくりに必要な学級担任の力とは何か?―学級づくりにおける教師の役割
いじめをなくすことはできるのか?―いじめの現状と対応
どうすれば自分や他人を傷つけずに成長することができるのか?―暴力行為・非行
安心して学ぶことのできる学校とは?―不登校の理解と支援
児童生徒がSNSやインターネットとうまく関わっていくためには?―性が関わる課題やトラブルも含めて考える
虐待から子どもを救うためにはどうしたらよいのか?―児童虐待の現状と対応
二次的な問題の背景は?―特別支援教育と生徒指導
どうしてキャリア教育が必要なのか?―進路指導・キャリア教育の意義と原理
すべての教育活動を通したキャリア教育はどのように行われているのか?―進路指導・キャリア教育とカリキュラム・マネジメント
子どもの進路選択を支える教師であるために―進路相談とキャリア・カウンセリング
学校における効果的な多職種連携とはどのようなものか?―保護者・地域・関係機関との連携
著者等紹介
友清由希子[トモキヨユキコ]
福岡教育大学教授
黒川雅幸[クロカワマサユキ]
愛知教育大学准教授
小泉令三[コイズミレイゾウ]
福岡教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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