出版社内容情報
〈ふつう〉の個人心理療法において,どうすればマインドフルネスやコンパッションを効果的に活用できるのか? マインドフルネスとコンパッションを変化のメタプロセスとして捉え,調律された治療関係の中で用いることで,変容と成長をもたらす強力な治療モデルをつくり上げる。「関係性」を重視する統合的心理療法の新展開!
■主な目次
PART Ⅰ 統合的心理療法入門
第1章 マインドフルネス・コンパッション指向統合的心理療法の発展
第2章 統合的心理療法におけるエビデンスに基づく変化のプロセス
PART Ⅱ 概念と理論
第3章 統合的心理療法におけるマインドフルネスとコンパッション
第4章 関係心理療法としての統合的心理療法
第5章 関係マインドと間主観的生理学
第6章 関係スキーマと記憶の再固定化
第7章 ありきたりの不幸を超えて:個人的自己から観察する自己へ
第8章 マインドの多重性,意識状態,治療計画
PART Ⅲ 方法と介入
第9章 関係マインドフルネスとコンパッションの方法
第10章 マインドフルな気づきとセルフ・コンパッションから価値に基づき生きることへ
第11章 治療関係におけるセラピストのマインドフルなプレゼンスと生理的調整
第12章 マインドフルネスの変容力:マインドフル・プロセシング
第13章 セルフ・コンパッション:愛と癒しに満ちた内なる関係性への道
内容説明
マインドフルネスとコンパッションを変化のメタプロセスとして捉え、調律された治療関係の中で用いることで、変容と成長をもたらす強力な治療モデルをつくり上げる。「関係性」を重視する統合的心理療法の新展開!
目次
1 統合的心理療法入門(マインドフルネス・コンパッション指向統合的心理療法の発展;統合的心理療法におけるエビデンスに基づく変化のプロセス)
2 概念と理論(統合的心理療法におけるマインドフルネスとコンパッション;関係心理療法としての統合的心理療法;関係マインドと間主観的生理学;関係スキーマと記憶の再固定化;ありきたりの不幸を超えて:個人的自己から観察する自己へ;マインドの多様性、意識状態、治療計画)
3 方法と介入(関係マインドフルネスとコンパッションの方法;マインドフルな気づきとセルフ・コンパッションから価値に基づき生きることへ;治療関係におけるセラピストのマインドフルなプレゼンスと生理的調整;マインドフルネスの変容力:マインドフル・プロセシング;セルフ・コンパッション:愛と癒しに満ちた内なる関係性への道)
著者等紹介
ジュヴェルツ,グレゴール[ジュヴェルツ,グレゴール] [〓velc,Gregor]
博士。リュブリャナ大学心理学部正教授。国際統合的心理療法認定トレーナー兼スーパーヴァイザー(CIIPTS)であり、交流分析の教育と指導(TSTA)を行っている。リュブリャナにある統合的心理療法・カウンセリング研究所の共同設立者兼所長
ジュヴェルツ,マシャ[ジュヴェルツ,マシャ] [〓velc,Ma〓a]
博士。国際統合的心理療法認定トレーナー兼スーパーヴァイザー(CIIPTS)である。リュブリャナにある統合的心理療法・カウンセリング研究所の共同設立者兼共同ディレクターとして、心理療法とスーパーヴィジョンを実践し、統合的心理療法とスーパーヴィジョンのトレーニングを指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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