目次
第1章 ペットとの関係
第2章 ペットとの関係から得られるもの
第3章 子どもの育ちにペットが与える影響
第4章 人生の最期までペットと暮らす
第5章 ペットロス
第6章 ペットとの別れに影響する要因
第7章 ペットロスの対応
著者等紹介
濱野佐代子[ハマノサヨコ]
大阪府に生まれる。日本獣医畜産大学獣医畜産学部獣医学科卒業(現日本獣医生命科学大学)。白百合女子大学大学院文学研究科博士後期課程発達心理学専攻単位取得退学、博士(心理学)。獣医師、臨床心理士、公認心理師。現在、帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授。専門:生涯発達心理学、人間動物関係学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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moe
3
人とペットの関係を心理学的側面から解説した本です。データや図、事例なども豊富でわかりやすい良書です。 愛護センターに持ち込まれる犬や猫たちの中には、飼い主が高齢で施設に入所することになったり、死亡したために飼育放棄とされた子たちがたくさんいます。この本の第3章「人生の最期までペットと暮らす」を読んで、ペットを飼うなら自分のライフプランを考慮しながら、ペットショップで子猫、子犬を買う以外の選択、例えば保護施設から成犬、成猫を迎え入れる考え方が広まってくといいなと思いました。2020/08/09
wankousan
2
第一章「ペットとの関係」から第七章「ペットロスの対応」まで、とても参考になった。データーなども出ていて判りやすかった。ペットとの関係がしっかり描かれていて宝物を失ってからの心理分析も的確だと思った。ペットロスへの対応も勉強になったと同時に励みにもなった。読み返しすればもっとよく理解出来ると思う。2020/03/25
ななし
0
想像以上にペットが私たちにもたらす影響は大きいんだなと感じた。日本にももっとこれらのことが定着していけばいいなあ。大学でペット関連のことを学んでいるが、この本はデータも多く分かりやすかった。 2021/10/06
とちぼん
0
小さい頃から犬と暮らしてきたけど、未だに別れは辛く逃げたくなる。でも、たくさんの思い出や愛しい気持ちをもらってきたのだから、幸せなんだと思う。別れも含めて幸せなんだよ、と言ってる人もいたけど、なかなかそうは思う勇気はない。が、今この時を一緒に楽しく暮らせるように、できることは何でもやろう。2020/05/08
Go Extreme
0
コンパニオンアニマル ペット飼育割合:34.3% 飼愛着行動:安定・アンビバレント・回避・無秩序 愛着因子 動物虐待 飼育放棄 動物福祉:5つの自由 ペット3つの利点:心理的・身体的・社会的 オキシトシン:幸せ・愛情ホルモン アニマルセラピー ウェルビーイング:ポジティブ感情・専心(没頭)・関係性・意味・達成/成果 ペットロス:非現実感・自責・他罰的欲求・無力感・理解欲求 悲嘆:死に分かれ経験 悲哀:死の適応過程 病理的悲嘆:対象喪失 レジリエンス10の方法 Stress Related Growth2020/04/05
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