内容説明
ワーキングメモリの提唱者の一人、バドリー教授自らが厳選した19篇の論文を収録。
目次
第1部 何種類の記憶があるのだろうか?
第2部 複数成分モデル
第3部 音韻ループ
第4部 視空間スケッチパッド
第5部 中央実行系
第6部 エピソードバッファ
著者等紹介
バドリー,アラン[バドリー,アラン] [Baddeley,Alan]
PhD、FRS、CBE。ヨーク大学心理学部教授。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンを心理学で卒業し、その翌年にプリンストン大学に滞在する。アメリカでの5回にわたる滞在の中の最初の滞在となる。ケンブリッジ大学にある英国医学研究協議会応用心理学ユニット(APU)のポストのために英国に帰国し、郵便番号に関する研究で博士の学位を取得する。応用研究―たとえば深い海での記憶研究―と理論的問題―たとえば長期記憶と短期記憶の区分―を結びつける。サセックス大学に移った後、Graham Hitchと共にワーキングメモリの複数コンポーネントモデルを提唱する。また健忘症患者の研究を開始し、これらの研究領域はスターリング大学に移り、その後ケンブリッジ大学にあるAPUに戻ったときにも続けられる。APUの所長を20年務めた後、ブリストル大学に移り、その後、現在も勤めているヨーク大学に着任する。ヨーク大学においてGraham Hitchとの共同研究を再開している。記憶研究への貢献に対して大英帝国勲章(CBE)が授与され、the Royal Society,the British Academy,American Academy of Medical Scienceのフェローである
佐伯恵里奈[サエキエリナ]
大阪府に生まれる。2005年名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了。現在、神戸山手大学現代社会学部准教授。博士(心理学)
齊藤智[サイトウサトル]
島根県に生まれる。1996年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。現在、京都大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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