声の法社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762830549
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C3032

出版社内容情報

問題解決場面で,〈声〉はどんな働きをするのか。〈声〉が法と,身体が文化・制度と,ぶつかり,きしむさまを記述・考察する。紛争,問題解決場面や乗り越えの過程で〈声〉はどんな働きをするのか。本書は,〈声〉が〈法〉と,身体が規範・文化・制度と,ぶつかり,きしむさまを,描こうとしたエスノグラフィカルな考察である。声の働き,即ち,本人性,手触り(メタメッセージ),言葉・物語・意味とのあらがい,それらの記述を試みた苦闘の跡でもある。



【主な目次】

序 章 声に現れる法,法からはみ出る声

●第I部 交通する主体

第1章 新たな法主体の可能性:コールバーグ/ギリガン論争を出発点に

第2章 日常的実践としての紛争=処理

第3章 日常的交渉場面に現れる法

第4章 理由をめぐる生活実践と法

第5章 葛藤乗り越え過程における“人びとのやり方”:その語り口分析から

●第II部 領有からはみ出す声とからだ

第6章 身構えとしての声:交渉秩序の反照的生成

第7章 紛争過程における当事者の声:自主的解決支援の罠と可能性

第8章 ナラティヴとメディエーション:反物語の声

第9章 痛みと償い:震えの声の前で

第10章 痛みと紛争解決:混沌の声に立ち会う

第11章 身体的関わりと了解

西田 英一[ニシダ ヒデカズ]
著・文・その他

内容説明

紛争場面、問題解決や乗り越えの過程で“声”はどんな働きをするのか。“声”が“法”と、身体が規範・文化・制度と、ぶつかり、きしむさまを記述・考察する。声の働きとしての、本人性、手触り(メタメッセージ)、言葉・物語・意味とのあらがいから見える法の手つきを記述する試み。

目次

声に現れる法、法からはみ出る声
第1部 交通する主体(新たな法主体の可能性―コールバーグ/ギリガン論争を出発点に;日常的実践としての紛争=処理;日常的交渉場面に現れる法;理由をめぐる生活実践と法;葛藤乗り越え過程における“人びとのやり方”―その語り口分析から)
第2部 領有からはみ出す声とからだ(身構えとしての声―交渉秩序の反照的生成;紛争過程における当事者の声―自主的解決支援の罠と可能性;ナラティヴとメディエーション―反物語の声;痛みと償い―震えの声の前で;痛みと紛争解決―混沌の声に立ち会う;身体的関わりと了解)

著者等紹介

西田英一[ニシダヒデカズ]
1958年福井県に生まれる。1982年京都大学法学部卒業。1985年京都大学大学院法学研究科博士課程中途退学。現在、甲南大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やなぎ

1
ほんまもんの良書。「声の法社会学」という謎過ぎるタイトルにとっつきにくさを覚える人もいるかもしれないが、丁寧に編まれた言葉に、自分が抱えてきた痛みが溶けていく感覚を味わえると思う。解雇、産休による降格、隣人とのトラブル、医療過誤、離婚、原発による被害、津波と教育委員会の過失...読む人によって各題材との接点や距離は異なるとは思うが、どれもこの社会を生きている人は必ず接しているものであることに気づかされる。法が与える「救済」とは何か。そもそも、法は「救済」を与えられるものなのか?2021/06/25

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