一人ひとりをいかす評価―学び方・教え方を問い直す

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一人ひとりをいかす評価―学び方・教え方を問い直す

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762830389
  • NDC分類 371.7
  • Cコード C1037

出版社内容情報

一人ひとりの児童生徒の学習履歴や興味関心など,あらゆる「違い」に対応した教育の評価はいかにあるべきか。評価のタイミングや対象,理由を明らかにしつつ,カリキュラムとの一体化をめざす。診断的・形成的・総括的評価を3本柱とし,効果的な学びと結びつける9つの原則を紹介。持続的な成長を支える評価の本質に迫る。

目次



はじめに

 成長のための余地

 さらに成長するための余地

 本書の内容



第1章 一人ひとりをいかす教え方:概要

 学習環境と一人ひとりをいかす教え方

 カリキュラムと一人ひとりをいかす教え方

 評価と一人ひとりをいかす教え方

 指導と一人ひとりをいかす教え方

 学級経営と一人ひとりをいかす教え方





第2章 評価と一人ひとりをいかす教え方:理解のための枠組み

 評価の種類

 評価のいつ、何を、なぜ

 評価のための計画

 評価と教室の他の要素とのつながり





第3章 診断的評価:ユニットの開始時における生徒の実態把握

 学習目標としての知識・理解・スキルに立ち戻る

 柔軟に思考すること

 生徒のレディネスについて診断的評価を行う

 生徒の興味関心と学習履歴の診断的評価

 生徒による違いを考慮して評価を計画する

 診断的評価の計画と活用?簡単なまとめ

 二つの事例





第4章 形成的評価:ユニットが展開される間に生徒がどこにいるかを知る

 形成的評価の特徴と影響

 形成的評価、採点、フィードバック

 形成的評価における生徒の役割

 形成的評価と一人ひとりをいかすための他の主な要素

 形成的評価のための方法

 形成的評価の情報を理解する

 生徒による違いを考慮して評価を計画する

 形成的評価の計画と活用?まとめ

 二つの事例





第5章 総括的評価:生徒の学びをユニットの主要なポイントで測る

 総括的評価の特徴

 総括的評価の形態

 質の高い総括的評価の指標

 総括的評価と多様な生徒:三つの原則

 総括的評価の計画と活用?まとめ

 三つの事例

C.A.トムリンソン[トムリンソン シーエー]
著・文・その他

T.R.ムーン[ムーン ティーアール]
著・文・その他

山元 隆春[ヤマモト タカハル]
翻訳

山崎 敬人[ヤマサキ タカヒト]
翻訳

吉田 新一郎[ヨシダ シンイチロウ]
翻訳

内容説明

「評価」の違いが学びを変える、学びを深める。「可能性」を広げ「方向性」を示すための評価とは?

目次

第1章 一人ひとりをいかす教え方:概要
第2章 評価と一人ひとりをいかす教え方:理解のための枠組み
第3章 診断的評価:ユニットの開始時における生徒の実態把握
第4章 形成的評価:ユニットが展開される間に生徒がどこにいるかを知る
第5章 総括的評価:生徒の学びをユニットの主要なポイントで測る
第6章 一人ひとりをいかす評価と成績
第7章 後ろを振り返り、前を見る

著者等紹介

トムリンソン,キャロル・アン[トムリンソン,キャロルアン] [Tomlinson,Carol Ann]
現在、ヴァージニア大学教育学部教授。多様な学習者のニーズに応えられる教え方を志向している米国内外の教育者たちをサポートし続けている。就学前の幼児から高校生までを教えた21年間の経験がある。主に教えていた教科は、英語、ドイツ語、歴史。現在は学部、修士、博士課程の学生たちを対象に、カリキュラム開発と「一人ひとりをいかす教え方(Differentiated Instruction)」を教えている

ムーン,トンヤ・R.[ムーン,トンヤR.] [Moon,Tonya R.]
現在、ヴァージニア大学教育学部教授。主な研究テーマは、教育測定、研究、評価。学会活動に熱心に取り組んでいる他には、授業改善と生徒の学びの改善のために、よりよい評価を活用することに教育委員会や学校と協力して取り組んでいる

山元隆春[ヤマモトタカハル]
1980年代に広島大学教育学部教科教育学科国語教育学専修卒業。『梁塵秘抄』と詩作に熱中。引き続き同大学大学院で読者反応理論とその教授法を中心とした文学教育研究に取り組む。鳴門教育大学で国語教育学と児童文学を教え、2006年より広島大学大学院教育学研究科教授。文学教育・読書教育の理論と実践に関する研究を進めている。広島大学附属幼稚園長を兼任した4年間は、「遊び込む」子どもの姿と、一人ひとりをいかそうとする保育者の姿に心動かされる日々を送る

山崎敬人[ヤマサキタカヒト]
1980年代に広島大学理学部を卒業後、同大学大学院教育学研究科で理科教育学を学ぶ。中学校と高等学校で12年間、理科を教え、現在は広島大学大学院教育学研究科教授。理科の教師教育に関する研究(ここ数年は特に教師の省察的実践力に関心をもっている)と理科学習論や授業論に関する研究に取り組んでいる

吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
1970年代に、マサチューセッツ工科大学とカリフォルニア大学(UCLA)大学院で都市・地域計画を学ぶ。10年間の準備期間を経て、1989年に国際理解教育センターを設立し教育に関わりはじめる。2005年以降は、リーディング・ワークショップ(RW)やライティング・ワークショップ(WW)、およびそれらの国語以外の教科への普及活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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UP

1
「はじめに」の数ページは日本の学校を経験した教育関係者なら一度は通る道。既存の「成績」がただの記号に終わり、「丁寧」なフィードバックは右から左に抜け、評価が学習と切り離され、外発的な動機付けにすらならない、そんな「評価」にうんざりしてもなお仕組みを変えられない。閉塞感のあるシステムの中でも、あなたにできることがあると勇気付けてくれる。特に診断的・形成的・総括的評価それぞれの場面に応じて留意点が記されて参考になる。p199の4つの事例を最初に読んでから読み始めると、読了後の観点がどう変わるかを体感できます。2019/01/07

こいワい

0
前半はあまり出会ったが、後半は参考になる実践の記録などあり、考えることが多かった。ここから、評価に関してより深く考えなおす。2018/09/17

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