内容説明
法/法学のインターディシプリナリーな問題群を、その根源から鋭利に剔抉する。
目次
第1章 正義の構造―サンデル、ロールズ、井上達夫から考える
第2章 「良心」とは何か―憲法19条の考察
第3章 法と擬制―末弘厳太郎『嘘の効用』・来栖三郎『法とフィクション』考
第4章 「責任」について―歴史からの考察
第5章 国家法人と個人―日本国による戦時犯罪への国家賠償をめぐって
第6章 法と権利―法が先か権利が先か
第7章 法解釈論と法の基礎研究―平井宜雄『損害賠償法の理論』考
第8章 民主主義科学者協会法律部会50年の理論的総括―現代法論を中心に
第9章 「法学」なるものの再考/再興
著者等紹介
笹倉秀夫[ササクラヒデオ]
1947年兵庫県に生まれる。1970年東京大学法学部卒業。現在、早稲田大学法学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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