出版社内容情報
一人ひとりの生徒が自らの頭で考える。そして,仲間と考えを比較吟味し,より適切な答をつくっていく学習スタイル,それが「協調学習」である。今まさに求められている主体的・協働的な学びの形であり,本書では「知識構成型ジグソー法」という型を通し,科目別の授業デザイン等,実際の授業づくりに役立つ知見をまとめる。
◆推薦のことば
認知科学,学習科学の研究成果に基づく,
グローバル化と21世紀型スキルの時代に
最も相応しい授業法の解説書
?コ永 保 氏
(元国立教育政策研究所所長/筑波大学教授)
◆執筆者一覧
飯窪 真也 東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構
内容説明
認知科学、学習科学の研究成果に基づく、グローバル化と21世紀型スキルの時代に最も相応しい授業法の解説書。
目次
第1章 「協調学習」の考え方(背景となる考え方(講演記録)
協調的な学習の仕組み
協調学習―「わかった!」とその先にあるもの
私たちがやってきたことをどう評価し、次につなげていくか)
第2章 実践例(国語―『伊勢物語』での実践例「平安貴族たちが求めた『雅』とは?」;地理歴史―世界史「宗教改革」での実践例;数学―「確率」での実践例「空間図形上を移動する点についての確率」;理科―化学「酸・塩基」での実践例「紫キャベツでヤキソバをつくる」;英語―コミュニケーション英語での実践例)
第3章 実践に向けて(単元計画における知識構成型ジグソー法の活用例;授業づくりのポイント―Q&A)
第4章 河合塾での展開―河合塾ジェネリックスキル講座(ジェネリックスキル講座とは;事例紹介;まとめ)
著者等紹介
三宅なほみ[ミヤケナホミ]
1982年カリフォルニア大学サンディエゴ校心理学部Ph.D.取得。東京大学大学総合教育研究センター教授、大学発教育支援コンソーシアム推進機構副機構長(平成27年時)。2015年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kazuyuki Koishikawa
コンタミ