出版社内容情報
教科化された道徳においては,発達段階に応じ,生徒自身が道徳的価値の理解と道徳性の育成を図れるような実践が望まれている。小学校からさらに進んだ理解を得るために,法や倫理教育,それを支える論理的思考,また他教科との連携や生徒自身のキャリア教育といった視点を含めた実践的展開と高校での道徳教育への接続を図る。
◆第3巻 執筆者一覧(●はシリーズ編者)
渡邉 満 岡山大学大学院教育学研究科
目次
これからの時代に求められる中学校の道徳教育
中学校学習指導要領とこれからの道徳教育
中学校における発達段階を踏まえた道徳授業
中学校における「“いのち”の教育」
いのちの大切さを学ぶ道徳授業
中学校における法教育と道徳授業
国語科と道徳科の連携による道徳教育
討議による問題解決をすすめる中学校の道徳授業
中学校道徳教育における論理的思考・表現力育成プログラムの開発
開発的生徒指導を担う道徳教育―実効性のある道徳教育の推進
中学校のキャリア教育と道徳教育
中学校における効果的な道徳教育研修―学び合うコミュニティでよりよい学校創りを構想する研修枠組み
高等学校における倫理教育と道徳教育
高等学校における国語教育と道徳教育
感想・レビュー
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