出版社内容情報
教育現場のレジリエンス(回復力・再生力)に着目。その特質・形態・実践を論じ,複雑でストレスも多い学校の日常に,教師や学校組織が希望を持って挑戦し,未来を切り拓いていくための仕掛けや仕組みを解説する。学校の組織的な教育力を維持・発展させるという課題に向け,今後のキーとなる心理学的・教育学的知見を提供。
◆主な目次
イントロダクション
Part 1 教師のレジリエンスの本質
1章 レジリエンスの性質――学際的な研究の展望
2章 学校における優れた教授――学習は,なぜレジリエンスを必要とするのか
3章 ウェルビーイング,感情,そしてケアの重要性
Part 2 教師のレジリエンスを形づくる――文脈の勘案
4章 職場におけるアイデンティティとコミットメント――職業的自己の役割
5章 教師の成長,教師であり続けること,教師としての再生
6章 レジリエンスを活性化する職場の諸要因
Part 3 教師のレジリエンスで何が問題となるか
7章 レジリエントなリーダーと学校
8章 教職歴全体を通したコミットメントと有能さに関するレジリエンスの役割――現場から明らかになったこと
9章 耐え抜くことを超えて――変革期にあって教師のレジリエンスと質を維持するために
◆訳者一覧(執筆順)
小柳和喜雄 奈良教育大学大学院 監訳,1章,6章
木原 俊行 大阪教育大学大学院 監訳,2章
森 久佳 大阪市立大学大学院文学研究科 3章
深見 俊崇 島根大学教育学部 4章
島田 希 高知大学教育学部附属教育実践総合センター 5章
??谷 哲也 鹿児島大学教育学部 7章
宮橋小百合 和歌山大学教育学部附属教育実践総合センター 8章
廣瀬 真琴 鹿児島大学教育学部 9章
日本語版に寄せて
献辞
レジリエントな教師,レジリエントな学校
まえがき
イントロダクション
Part 1 教師のレジリエンスの本質
1章 レジリエンスの性質――学際的な研究の展望
2章 学校における優れた教授――学習は,なぜレジリエンスを必要とするのか
3章 ウェルビーイング,感情,そしてケアの重要性
Part 2 教師のレジリエンスを形づくる――文脈の勘案
4章 職場におけるアイデンティティとコミットメント――職業的自己の役割
5章 教師の成長,教師であり続けること,教師としての再生
6章 レジリエンスを活性化する職場の諸要因
Part 3 教師のレジリエンスで何が問題となるか
7章 レジリエントなリーダーと学校
8章 教職歴全体を通したコミットメントと有能さに関するレジリエンスの役割 ――現場から明らかになったこと
9章 耐え抜くことを超えて――変革期にあって教師のレジリエンスと質を維持するために
【著者紹介】
奈良教育大学大学院教育学研究科教授
目次
1 教師のレジリエンスの本質(レジリエンスの本質―学際的な研究の展望;学校における優れた教授―学習は、なぜレジリエンスを必要とするのか;ウェルビーイング、感情、そしてケアの重要性)
2 教師のレジリエンスを形づくる…文脈の勘案(職場におけるアイデンティティとコミットメント―職業的自己の役割;教師の成長、教師であり続けること、教師としての再生;レジリエンスを活性化する職場の諸要因)
3 教師のレジリエンスで何が問題となるか(レジリエントなリーダーと学校;教職歴全体を通したコミットメントと有能さに関するレジリエンスの役割―現場から明らかになったこと;耐え抜くことを超えて―変革期にあって教師のレジリエンスと質を維持するために)