出版社内容情報
主観的な感性を大切にする学問領域,特に美術系の学生などが,急に統計的手法を理解し,論文を書かねばならなくなった際に参照できる本として編集。作品制作と研究論文との違い,統計の基礎的な考え方をはじめ,美術系論文を「いかに客観性のあるものにするか」について解説。
目次
序章 美術系論文とは
第1章 美術系論文の作成
第2章 統計の基礎知識を身につけよう
第3章 質問紙を作成し、データを集めよう
第4章 集計をしてみよう
第5章 相関分析をしてみよう
第6章 χ2検定をしてみよう
第7章 t検定をしてみよう
第8章 領域別からみた美術系論文の論証方法
終章 指導する側から―美術論文作成指導カリキュラム
著者等紹介
御子柴ふゆ[ミコシバフユ]
1975年愛知県生まれ。1999年武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科ファッションデザインコース卒業、Boston Higashi School美術教諭。2007年早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程1年制教育臨床コース修了。2009年武蔵野美術大学デザイン情報学科研究室助手。2011年武蔵野美術大学教務部長付助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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