出版社内容情報
入門レベルのワークショップを数多く行ってきた著者が,導入・アセスメントから,介入技法,トラブルシューティングまで,CBTのテクニックを詳説。著者が実際に経験した事例をもとに,どう対応すべきなのか,着眼すべき点などを「コツ」や「解説」としてまとめる。
序文
第1部 導入とアセスメント編
★テクニック1の1 症状の悪循環に関する情報収集のコツ
基本のおさらい
ケースの概要
症状の悪循環についての情報収集のコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック1の2 面接への動機づけを高め,問題行動のきっかけを把握していくコツ
基本のおさらい
ケースの概要
<コラム1 「衝動制御パッケージ」基本となる7ステップ>
面接への動機づけを高めながら情報を集めるコツ
ポイント解説
問題行動までのたまり感と直前・直後をリアルにとらえるコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック1の3 ケースフォーミュレーションのコツ
基本のおさらい
ケースの概要
<コラム2 ケースフォーミュレーションはいつまでに終える?>
情報を整理し,介入方法の立案につなげていくコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック1の4 心理教育を通して自己理解を深めるコツ
基本のおさらい
ケースの概要:加害強迫の場合
“自分ルール”による困難であることに気づいてもらうコツ
ポイント解説
<ミニミニコラム OCDクライエントさんから教わった奇妙な自分ルール>
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
第2部 介入技法編
★テクニック2の1 不安場面に段階的に慣らしていくコツ
――不登校(小・中)への漸次接近法のコツ
基本のおさらい
ケースの概要:小学生の場合
<ミニミニコラム 不登校,正しい家庭での過ごし方?>
“とりあえずの第一歩”を話題にするコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
<コラム3 漸次接近法>
ケースの概要:中学生の場合
<ミニミニコラム 内山喜久雄先生の思い出>
恐怖形成場面の傾聴にエクスポージャー効果を持たせる面接のコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック2の2 エクスポージャーと儀式妨害をすすめるコツ
基本のおさらい
ケースの概要:強迫性障害の場合
“プチERP”でERPのエッセンスに慣れてもらうコツ
ポイント解説
<ミニミニコラム あなたはすでにできている! のメッセージ>
<ミニミニコラム 「まちなか同伴型エクスポージャー」のおすすめ>
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック2の3 行動活性化のコツ
基本のおさらい
ケースの概要
回避のパターンから抜け出し,行動遂行につなげるコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック2の4 生活の中の刺激反応の連鎖をとらえるコツ
――衝動的行為(パチンコ依存)の再発防止のコツ
基本のおさらい
ケースの概要
問題の日々を生活の中の刺激反応連鎖の中でとらえるコツ
ポイント解説
再発防止のための介入から
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック2の5 認知再構成法のコツ
基本のおさらい
ケースの概要
後ろ向きな考え方の癖から脱却し,柔軟性と多様性を取り戻すコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
第3部 トラブルシューティング編
★テクニック3の1 関係がぎくしゃくしたときの対応のコツ
基本のおさらい
ケースの概要
あわてず状況をしっかり把握し,その後の対応につなげるコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック3の2 セラピーが停滞したときの対応のコツ
基本のおさらい
ケースの概要
<コラム4 セラピーがうまく進展しないのは誰のせい?>
停滞している状況を共有し,妨害要因をアセスメントするコツ
ポイント解説
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
★テクニック3の3 家族間のトラブルの介入のコツ
――解決改善の戦略が進まない家族への支援のコツ
基本のおさらい
ケースの概要:毎回面接の中で“言い争い”を繰り広げる夫婦
パターンに“呼び名”をつけて対象化するコツ
ポイント解説
<ミニミニコラム 「ホワイトボード」>
→ このケースのその後の展開
共著者からみた「ここがいいね!」
内容説明
事例を見開きで解説。リアルに効く、認知行動療法の秘訣をくまなく披露した究極の解説書!
目次
第1部 導入とアセスメント編(症状の悪循環に関する情報収集のコツ;面接への動機づけを高め、問題行動のきっかけを把握していくコツ;ケースフォーミュレーションのコツ;心理教育を通して自己理解を深めるコツ)
第2部 介入技法編(不安場面に段階的に慣らしていくコツ―不登校(小・中)への漸次接近法のコツ
エクスポージャーと儀式妨害をすすめるコツ
行動活性化のコツ
生活の中の刺激反応の連鎖をとらえるコツ―衝動的行為(パチンコ依存)の再発防止のコツ
認知再構成法のコツ)
第3部 トラブルシューティング編(関係がぎくしゃくしたときの対応のコツ;セラピーが停滞したときの対応のコツ;家族間のトラブルへの介入のコツ―解決改善の戦略が進まない家族への支援のコツ)
著者等紹介
鈴木伸一[スズキシンイチ]
1969年東京に生まれる。2000年早稲田大学大学院人間科学博士後期課程修了。現在、早稲田大学人間科学学術院教授(博士、人間科学)
神村栄一[カミムラエイイチ]
1963年福島県に生まれる。1991年筑波大学大学院博士課程満期退学。現在、新潟大学人文社会・教育科学系(教育学部)教授(博士、心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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